――僕だって生きたい! 生きたいよ……!!
プロフィール
名前 | セルビア・アルヴァージュ |
年齢 | 15歳→17歳 |
身長 | 165cm |
体重 | 51kg |
血液型 | B型 |
誕生日 | 8月14日 |
種族 | 人間 |
趣味 | * |
特技 | * |
武器 | 魔法術、近接格闘 |
王都キリュウ出身、メルセディア育ちの少年。序章から登場。
魔術の名家であるアルヴァージュ家の正統な血を引いており、王族・貴族の名門である魔術学校で大魔術師を目指している。
魔術の技術と知識ともに秀でており、大魔術の素質を生まれながらに持つ。
短気で高飛車、高慢と、典型的お坊ちゃまな性格であるが、普段は割と知的でクール。
怒ると途端に幼くなるが、理知的な考えができ、真面目な優等生タイプであるため、ヴァレスとの相性は良い。
両親は、幼い頃に吸血鬼にディストに殺害されているが、ヴァレスの魔術装置により、その頃の記憶はない。ただし、吸血鬼に両親を殺されていることは、ちゃんと記憶している。
【ネタバレ(反転)】
第1章でキースという友人ができる。今まで孤独に生き、且つ自身も孤独を選んでいたセルビアだったが、彼という存在を得たことにより、少しばかり、大魔術による犠牲を恐れるようになる。
後に、キースとともに吸血鬼に囚われるも、ディストとヴァレスの助力により救われる。
第6章では、セシルの使い魔であった少年、シエルと対峙する。
シエルは、セルビアほどではないが、かつてはアルヴァージュの家の血を引いていて、彼とも面識があった。
シエルはディストにセシルの敵討ちをしようとするが、アルヴァージュ家の主人として、従者であるディストを守るため、そして、これ以上、哀れな吸血鬼を生まないよう、全ての吸血鬼を始末すると約束して、シエルを討つ。
第7章で、ディストとヒストが対峙したことにより、アルヴァージュ家を襲撃した吸血鬼がディストであることを知る。
複雑な思いを抱えるも、全ての元凶がヒストであると割り切り、ディストとともにヒストを討伐する。
最終章では、卒業式(大魔術使用の日)の前日にキースに思いを告白され、またしても困窮してしまうが、悩んだ末に彼の気持ちを受け入れる。
自身とキースの気持ちに答えが見つかった瞬間、「死にたくない」と思うようになってしまうが、「自分がアルヴァージュの意思を継ぐ」とキースに約束され、大魔術を使用した。
その後、大魔術の犠牲となり、国を救った英雄として崇められる。
しかし、自身の傍にいたディストを殺すことはできず、彼をヴァレスに託し、静かに消滅する。
特徴
首くらいまで伸びた亜麻色の髪。頭頂にはくるんとしたアホ毛がある。
そこはかとなく幼さが残る童顔、紺碧と深緑の冷たい瞳が印象的な美少年。身長・体重はともに平均くらい 。
身なりはあまり気に掛けていなかったが、友人のキースが見た目を気にするタイプであったため、それなりにオシャレをするようになった。
両親は、幼い頃に吸血鬼にディストに殺害されているが、ヴァレスの手により、その頃の記憶はない。ただし、吸血鬼に両親を殺されていることは、ちゃんと記憶している。
小柄である割には、体力が高いため、持久戦に強い。時間を要してしまう魔法術が使えずとも、ある程度の近接格闘ができるため、よく言えば万能。悪く言えば器用貧乏な戦闘スタイルである。
関係
ディスト:従者。からかうと楽しいが、もうちょっとしっかりしてほしいと思っている。
ヴァレス:従者。ウマが合うらしい。
セシル:従者。ちょっと鬱陶しく思っている。