レギュラー放送が273回。「大マジカル頭脳パワー!!」スタイルのスペシャルが24回。
90分スペシャル(同じスタイルで行われたが放送時間は60分の1997年の夏休みスペシャルも含む)が9回、
2チーム対抗戦のあるなしスペシャルが2回とクイズは行われなかった最終回の1回。
ちなみに司会者の板東英二さんは全309回一度も休まず出演されていた。
第170回・1996年5月2日放送で記録。この回はゲストパネラーに高橋英樹さんが初登場。
ちなみに9年間の番組平均視聴率は19.3%。
番組最終回で発表されたデータ。単純計算で1年間に28種類の新クイズが登場していたことになる。
ちなみに「マジカルバナナ」「マジカルスキャナ」などのように、タイトルに「マジカル」という言葉が含まれるクイズは107種類。
同じく番組最終回で発表された「人気クイズランキングベスト20」は以下の通り。
第1位 | マジカルバナナ | 第11位 | さかさま指令 |
第2位 | マジカル伝言バトル | 第12位 | 有名人を探せ! |
第3位 | マジカルシャウト | 第13位 | マジカルものまね動物園 |
第4位 | あるなしクイズ | 第14位 | シャッフルクイズ |
第5位 | エラーを探せ! | 第15位 | マジカルメリーゴーラウンド |
第6位 | マジカル超ぴったり | 第16位 | いじわる実験室 |
第7位 | マジカルポーズ・何が落ちた? | 第17位 | マジカルスキャナ |
第8位 | マジカル可能?不可能? | 第18位 | マジカルインスピレーション |
第9位 | マジカルイマジネーション | 第19位 | マジカルチェンジ |
第10位 | マジカルミステリー劇場 | 第20位 | 立体文字クイズ |
ベスト3は視聴率の高かった絶頂期の3本柱のコーナーが占め、多くの種類のクイズが登場した、中期の居残り早押しクイズ形式のクイズのランクインは「あるなしクイズ」「シャッフルクイズ」「マジカルスキャナ」「立体文字クイズ」の4種類と少ないものの、すべて2001年の復活スペシャルでも登場した。
1992年4月に「早押しエラーを探せ!」としてスタートから1995年11月にリニューアルし1997年11月まで続いた「新エラーを探せ!」の期間を含めておよそ5年7ヵ月。1998年4月に、口答ではなく画面に印を書くという解答方式の形を変えた「マジカルチェック 5つのちがい」として再登場したのも含めると、9年間のうちおよそ6年も続いた。ちなみに2位は「マジカルシャウト」の5年ちょうど(「新マジカルシャウト」「新マジカル8人(8チーム)シャウト」の期間も含む)。
35種類のうち26種類が「大マジカル頭脳パワー!!」や「90分スペシャル」などスペシャルでのみ登場したクイズ。
1回の放送で最も多く1回限りのクイズが登場したのは1998年10月22日放送の大マジカル頭脳パワー!!での7種類。
ちなみに9年間の放送の中では1回限りだった、リズムに乗りながら「゜(半濁点)」と「゛(濁点)」の両方が入った単語を挙げていく「マジカルパンダ」は、2001年の復活スペシャルで再登場した。
タイトルの頭に「新」がついて後にバージョンアップされたクイズコーナーは、「あるなしクイズ初級編」「立体文字クイズ」「マジカルシャウト」「マジカルアート伝言バトル」「エラーを探せ!」「マジカルインスピレーション」「マジカルプッシュ 知らなきゃ押しつけろ!」「マジカルグランプリ」の8種類。全体的に見ると「新」がつくとクイズの寿命が縮まってしまうものが多かった。
14コーナー構成だったのは、第115回・1994年9月8日放送から第125回・1995年1月12日放送までの11回。
それまで多くの種類の居残り早押しクイズで1時間を占めていた番組構成からチームワーク系の「マジカルアート」、シャウトに続く読み上げ形式の「超瞬間お手上げクイズ」などが登場し、居残り系・非居残り系のコーナーがバランスよく行われていた時期だった。
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問題と答えがはっきりとあるもの、お題として出されたものなどを合わせた数。放送された問題のみをカウントしたものであり、収録時には出題されたものの放送ではカットされたものも含めるとそれ以上になる。およそ12400問のうち、その36%ほどにあたる4484問は、マジカルシャウト系のコーナーで出題された問題だった。
司会者・板東英二さんと進行を務める女性アシスタント。9年間の放送では初代マジカル・オペレーターの木村優子さん(1990年10月~1992年10月)、2代目の永井美奈子さん(1992年10月~1999年9月)の2人。
永井さんに「マジカル・オペレーター」の肩書きが付いていたのは第59回・1992年11月28日放送まで。その後は板東さんとお2人で「司会者」という位置づけに。
2001年12月29日に放送された復活スペシャルではこのポジションを魚住りえさんが担当したが、この放送の中で「マジカル・オペレーター」という言葉は出てきていない。木村さん・永井さん・魚住さん、3人とも就任当時は現役の日本テレビアナウンサー。
レギュラー放送・スペシャルすべて含めて9年間の放送の中でパネラーとして出演した306名のうち、男性が172名、女性が134名。
パネラーとしての出演回数最多はレギュラーパネラー・間 寛平さんの294回。
獲得したパネラー52名のうち、男性が31名、女性が21名。ちなみに2組同時トップ頭脳賞となった回は全部で9回。
獲得回数ベスト10のパネラーは以下の通り。(敬称略。レギュラー放送のみの記録。)
1位 | 所 ジョージ | 80回 |
2位 | 俵 孝太郎 | 21回 |
3位 | 今田耕司 | 14回 |
4位 | 千堂あきほ | 12回 |
加藤紀子 | ||
6位 | 間 寛平 | 8回 |
山咲千里 | ||
風見しんご | ||
9位 | 北野 大 | 7回 |
清水 圭 |
獲得回数最多の所ジョージさんはトップ頭脳賞の賞品がJTBの旅行券10万円分になってからは36回、DCギフトカード10万円分だった回で3回、NICOSギフトカード10万円分になってからは14回+倍の20万円分になる90分スペシャルで2回トップ頭脳賞に輝いている。90分スペシャルのうち1回は加藤紀子さんとペアだったので、仮に仲良く10万円ずつ分けたとして計算してこれらをすべて足すと、総額560万円分に。
トップ頭脳賞のパネラーの出たレギュラー放送全245回の獲得パネラーの最終得点から計算。クイズコーナーの構成などから高得点を取りやすかった時期と取りにくかった時期があるが、平均するとこのような結果に。ちなみに最も低い成績だったのは第42回・1992年2月22日放送の俵孝太郎さんの310点。最も高い成績となる990点については後ほど。
トップ頭脳賞の賞品が「世界の一流ステーショナリーグッズ」として毎回異なった高級文房具が贈られていた第1回~第69回までの放送の中で、最も印象的なのが万年筆。マジカルミステリーツアー獲得者が出た3回分をのぞく全66回の放送の中で、ボールペンなどとセットになった回も含めて28回も登場した。
その中で、登場回数が最も多かった万年筆のブランドはシェーファーの5回(第39回・第49回・第52回・第67回・第69回)。
2位はペリカンの4回、3位はモンブラン、パーカー、ウォーターマン、ダンヒルがそれぞれ3回。
ちなみに当時からトップ頭脳賞に輝くことの多かった所ジョージさんが獲得した万年筆・ボールペンの数は全部で16セット。
1000点突破しマジカルミステリーツアー獲得者が出たのはレギュラー放送全273回の中で28回。
新クイズが登場して間もない時期や、番組自体が大きなリニューアルをした時期に獲得者が出ることが多かった。
90分スペシャルでは2000点突破でマジカルミステリーツアーを獲得できるというルールで行われていたが、放送された全8回の90分スペシャルの中でマジカルミステリーツアーを獲得したパネラーは出なかった。
獲得回数最多はこちらも所ジョージさんで10回。2位は加藤紀子さん、今田耕司さんの3回、3位は俵孝太郎さん、中山エミリさんの2回。
レギュラー放送で最終得点が1000点まであと10点というとても惜しい成績のこの990点フィニッシュを最も多く経験したのは所ジョージさんの7回。2000点突破でマジカルミステリーツアー獲得というルールでの90分スペシャル版の「200回記念!大感謝!!スペシャル!!」(1995年9月21日放送)でも1990点で終えミステリーツアーを逃している。
その他の990点経験者は俵孝太郎さん(第124回・第130回)、池谷幸雄さん(第129回)、北野 大さん(第221回)、間 寛平さん(第227回)、中山エミリさん(第233回)の5名。
第261回・1999年4月22日放送での藤谷美和子さんのスコア。この回、30秒以内に砂をぴったり10,000g入れる「マジカルぴったり」で岡田准一さんとペアを組んでチャレンジ成功しボーナス500点を獲得したのが大きく、お2人ともマジカルミステリーツアーを獲得した。
ちなみに藤谷さんは第100回・1994年3月26日放送で番組初登場でトップ頭脳賞を獲得されている。
最後までわからないと50点減点となる「恐怖の居残り早押しクイズ」スタイル全盛期の第91回・1994年1月15日放送の細川隆一郎さんのスコア。細川先生は居残り早押し形式の8コーナー中6コーナーでマイナス50、残りの2コーナーでもマイナス40。居残り早押し形式以外のコーナーもラストの「早押しエラーを探せ!」で最も難易度の低いエラーをお答えになって20点獲得したのみ。
この回のトップは1140点で所ジョージさんが2度目のマジカルミステリーツアーを獲得。トップと最下位の得点差が1500点という結果に。
1997年4月3日放送の『春だ!みんなウキウキ おもしろ最新クイズで楽しもうスペシャル!!』での本命チーム(今田耕司さん・加藤紀子さん・清水圭さん)の記録。獲得した優勝賞金も、この回のみラストクイズ前に100万円上乗せして200万円となっていて、全24回行われた大マジカルの中で最高額。
1993年10月9日放送の『超進化クイズ誕生スペシャル』での10代チームの記録。全24回行われた大マジカルの中で最終スコアがマイナスポイントだったのはこの回のこのチームだけ。
第1巻、第2巻は新書判、第3巻~第6巻は文庫判。ちなみに全6巻合計で扱われたクイズの種類は45種類。
また、『マジカル頭脳パワー!!電子ブック版』という電子ブックプレーヤー用のソフトも発売されている。・・・
番組のエンディングにテーマ曲として一定期間かかっていた曲は以下の8曲。
セメントミキサーズの『きりがない』はシングル『それがどうした!!』のカップリング曲として収録。ZARDの『誰かが待ってる』は3rdアルバム『HOLD
ME』の2曲目に収録されている曲でシングル化はされていない。唯一2曲起用されたZARDは、主要スタッフメンバーが同じである、マジカルの後番組『週刊ストーリーランド』でも『窓の外はモノクローム』がエンディングテーマ曲に起用されている。
テーマ曲を定めなくなった1995年9月21日放送分からは、週替わりで主に60’s~80’sを中心とした洋楽をエンディングに流していた。
番組が土曜20時から放送されていた第1回~第100回までにスポンサーになっていたことのある企業は、CASIO・東洋水産・大鵬薬品・三菱自動車・ヤマザキパン・野村証券グループ・LIONの7社。そして木曜19時54分からの放送になった第101回~最終回までにスポンサーになっていたことのある企業は、大鵬薬品・Canon・日清食品・出光興産・任天堂・花王・ブルボン・大塚製薬・TOYOTA・NTT・家庭教師のトライ・MEIJIの12社。大鵬薬品は唯一、土曜・木曜どちらの放送枠でスポンサーになっていた。(レギュラー放送でのスポンサーのみ。大マジカルなど特番のみでのスポンサーは含まれておりません)