生姜の名前の由来

生姜の名前の由来はご存じですか。
生姜は神農と言う人が命名したと言われています。以下はその故事を紹介します。

ある日、神農は山に薬を採集するため出かけました、毒キノコを誤食し、激しい腹痛を起こし、薬を飲みましたが、効きません。その場で昏倒してしまいました。しばらくすると、神農は意識を取り戻しましたが、何が起こったのかわかりません。周りを見渡し、自分が倒れているところは、良い香りがする、尖葉状な青草(写真をご参照ください)の中だと気付きました。とりあえず、神農はその青草を口に入れてみました。噛めば噛むほど、口の中に香り、辛みの清涼感が広がりました。すると、お腹がごろごろしてきて、大便が出てスッキリし、治ってしまいました。

神農は今回の九死一生を経験し、あの青草を、何と言う名前にするか考えました。その青草は不思議な力が有り、神農の命を救った事から、神農の姓の「姜」と、生還したと言う意味の「生」を合わせて、彼は「生姜」と名付けたそうです。
最終更新:2015年01月18日 18:33