「【COC】Mind by碧虚」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「【COC】Mind by碧虚」(2016/03/03 (木) 04:19:23) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
黄泉(よみ)とは、日本神話における死者の世界のこと。
古事記では黄泉國(よみのくに、よもつくに)と表記される。
黄泉とは、大和言葉の「ヨミ」に、漢語の「黄泉」の字を充てたものである。
漢語で「黄泉」は「地下の泉」を意味し、それが転じて地下の死者の世界の意味となった。
語源には以下のような諸説がある。
1.「夜」説。夜方(よも)、夜見(よみ)の意味、あるいは「夜迷い」の訛りともいう。
2.「四方」説。単に生活圏外を表すとの説。
3.「闇」説。闇(ヤミ)から黄泉(ヨモ・ヨミ)が派生したという。
4.「夢」説。もともと夢(ユメ)のことをさしていたという。
5.「山」説。黄泉が「坂の上」にあり、原義は山であるとする。
─────Wikipediaより。
~~~~
いつからココにいるのだろうか。
月も星も無い夜空、鬱蒼と生い茂る樹、岩肌の見える斜面、肌を突き刺す寒さ。
いや、どこかの山の中腹にいるであろうことはわかっている。
ただ山頂に近いのか麓に近いのか、それすら景色から判別することは出来ない闇の中にいた。
麓に降りなければ話にならない、何の罰ゲームだ、そう思いつつ寒さを堪えながら斜面を下る。
歩く、歩く、歩く。
いつまで下れば良いのだろうか。
いつまでかかれば夜は明けるのだろうか。
いつまで、いつまで、いつまで───
寒い、寒い、さむ…仄かに温かい?
何の温かさだろう?
気付けば目の前に白い靄が漂っている。これ霧?いや湯気だ!
走る、走る、走る。
一瞬でも早くこの温もりの元へ。
寒さをかき消してくれる熱の元へ!
辿り着いた先にあったのは温泉だった。
堪らず飛び込んだ先は極楽だった。
地獄の中にあった天国だった。
解ける、溶ける、融ける。
体のこわばりが、永遠に何も無いと思えた不安が、溜息と共にとけて行く。
もうここから動きたくない。ずっとここに居たい。何も考えたくない。
解ける、溶ける、融ける。
あれ、そういえば自分は何を不安に感じていたんだっけ?
そんな思いも魂も、温もりの中に───溶けて消えた。
クトゥルフ神話TRPG「Mind」
あなたは心を、正気を、記憶を
───自我を保っていられますか?
黄泉(よみ)とは、日本神話における死者の世界のこと。
古事記では黄泉國(よみのくに、よもつくに)と表記される。
黄泉とは、大和言葉の「ヨミ」に、漢語の「黄泉」の字を充てたものである。
漢語で「黄泉」は「地下の泉」を意味し、それが転じて地下の死者の世界の意味となった。
語源には以下のような諸説がある。
1.「夜」説。夜方(よも)、夜見(よみ)の意味、あるいは「夜迷い」の訛りともいう。
2.「四方」説。単に生活圏外を表すとの説。
3.「闇」説。闇(ヤミ)から黄泉(ヨモ・ヨミ)が派生したという。
4.「夢」説。もともと夢(ユメ)のことをさしていたという。
5.「山」説。黄泉が「坂の上」にあり、原義は山であるとする。
─────Wikipediaより。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いつからココにいるのだろうか。
月も星も無い夜空、鬱蒼と生い茂る樹、岩肌の見える斜面、肌を突き刺す寒さ。
いや、どこかの山の中腹にいるであろうことはわかっている。
ただ山頂に近いのか麓に近いのか、それすら景色から判別することは出来ない闇の中にいた。
麓に降りなければ話にならない、何の罰ゲームだ、そう思いつつ寒さを堪えながら斜面を下る。
歩く、歩く、歩く。
いつまで下れば良いのだろうか。
いつまでかかれば夜は明けるのだろうか。
いつまで、いつまで、いつまで───
寒い、寒い、さむ…仄かに温かい?
何の温かさだろう?
気付けば目の前に白い靄が漂っている。これ霧?いや湯気だ!
走る、走る、走る。
一瞬でも早くこの温もりの元へ。
寒さをかき消してくれる熱の元へ!
辿り着いた先にあったのは温泉だった。
堪らず飛び込んだ先は極楽だった。
地獄の中にあった天国だった。
解ける、溶ける、融ける。
体のこわばりが、永遠に何も無いと思えた不安が、溜息と共にとけて行く。
もうここから動きたくない。ずっとここに居たい。何も考えたくない。
解ける、溶ける、融ける。
あれ、そういえば自分は何を不安に感じていたんだっけ?
そんな思いも魂も、温もりの中に───溶けて消えた。
クトゥルフ神話TRPG「Mind」
あなたは心を、正気を、記憶を
───自我を保っていられますか?