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 黄泉(よみ)とは、日本神話における死者の世界のこと。
 古事記では黄泉國(よみのくに、よもつくに)と表記される。
 
 黄泉とは、大和言葉の「ヨミ」に、漢語の「黄泉」の字を充てたものである。
 漢語で「黄泉」は「地下の泉」を意味し、それが転じて地下の死者の世界の意味となった。
 語源には以下のような諸説がある。
  1.「夜」説。夜方(よも)、夜見(よみ)の意味、あるいは「夜迷い」の訛りともいう。
  2.「四方」説。単に生活圏外を表すとの説。
  3.「闇」説。闇(ヤミ)から黄泉(ヨモ・ヨミ)が派生したという。
  4.「夢」説。もともと夢(ユメ)のことをさしていたという。
  5.「山」説。黄泉が「坂の上」にあり、原義は山であるとする。
                                 ─────Wikipediaより。
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 いつからココにいるのだろうか。
 月も星も無い夜空、鬱蒼と生い茂る樹、岩肌の見える斜面、肌を突き刺す寒さ。
 
 いや、どこかの山の中腹にいるであろうことはわかっている。
 ただ山頂に近いのか麓に近いのか、それすら景色から判別することは出来ない闇の中にいた。
 麓に降りなければ話にならない、何の罰ゲームだ、そう思いつつ寒さを堪えながら斜面を下る。
 
 歩く、歩く、歩く。
 いつまで下れば良いのだろうか。
 いつまでかかれば夜は明けるのだろうか。
 いつまで、いつまで、いつまで───
 
 寒い、寒い、さむ…仄かに温かい?
 何の温かさだろう?
 気付けば目の前に白い靄が漂っている。これ霧?いや湯気だ!
 
 走る、走る、走る。
 一瞬でも早くこの温もりの元へ。
 寒さをかき消してくれる熱の元へ!
 
 辿り着いた先にあったのは温泉だった。
 堪らず飛び込んだ先は極楽だった。
 地獄の中にあった天国だった。
 解ける、溶ける、融ける。
 体のこわばりが、永遠に何も無いと思えた不安が、溜息と共にとけて行く。
 もうここから動きたくない。ずっとここに居たい。何も考えたくない。
 
 解ける、溶ける、融ける。
 あれ、そういえば自分は何を不安に感じていたんだっけ?
 そんな思いも魂も、温もりの中に───溶けて消えた。
 
 クトゥルフ神話TRPG「Mind」
 
 あなたは心を、正気を、記憶を
 ───自我を保っていられますか?