【CoC】冒涜的な伝承者(放送時作成)

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【導入】 PC1: あなたは大学(院)で生態学の研究を行っている。ある日,あなたの指導教官である須藤教授が,あなたに対して話しかけてくる。 「ニホンオオカミは知っているかい?」 ニホンオオカミは既に絶滅したオオカミである。それは講義で習ったことだ。 「従来はそう言われていたのだがな。どうもそのニホンオオカミがまだ生きているそうなんだ。私は講義や学会で忙しいから,代わりに調査してくれ」 指導教官からの頼みである以上,断るわけにはいかない。 「君ならそう言ってくれると思ったよ。場所はこの辺りのようだ」 そう言いながら須藤教授は一枚の地図を手渡し,鄙びた村の外れにある館の周りに○をつける。 「よろしく頼んだよ」 教授の一言を後に,君は館へと向かうのであった。 PC2: あなたは刑事として,ここ数年多発している強盗事件を任されていた。 その強盗事件の犯人と思われる人を絞り込んでいくうちに,ついに犯人が特定できた。 そしてあなたは,村のパトロール中に,その犯人が数時間前に廃館の方に向かったという情報を聞く。 この機会を逃してはいけない。あなたは廃館へと向かっていった。 PC3: あなたは探偵である。が,この小さな村では何でも屋,といっても差し支えはないだろう。だが,村の人口も少なく,いつも閑古鳥が鳴いていた。 そんなあなたの元に,1人の老婆がやってきた。 「村の外れに廃館があったじゃろ?あそこの調査をしてほしいんじゃ」 目の前に大金が置かれる。 突拍子もない依頼をされたあなた。しかし,あなたが生計を立てるためにはどのような依頼も断りようがない。結局この依頼を引き受け,手書きの見取図をもらって廃館へと向かうのであった。 ※理由を聞かれたら→「あの廃館に友人が住んでいたのじゃがな…音沙汰がとれないのじゃよ」 PC4: 「ニホンオオカミは生きていた!」 嘘かまことか,オカルト雑誌の見出しに大きく掲げられた一言に目を止めるあなた。 中身を見ると,どうも真実味の近い話であるようだ。 この噂の真相を知りたくてたまらない。その思いで,目撃証言のあった廃館へと足を運ぶのであった。 PC5: 「どうも,あの館に住んでいる山本啓輔さんを最近見かけないんだよ…」 そう,村長があなたに向かって話しかける。 「あれだけ元気なお方がずっと家に引きこもっているとは思えない。直接家に行って,様子を確認してきてくれないか?」 こういったお役所仕事は,村役場に努めている以上仕方ないことである。無事を確かめに,館へと向かうのであった。 【合流】 廃館前に,5人が集まった。 一通りの自己紹介を終え,辺りを見渡す。 そこには多少古いものの,狼と思われる動物の足跡があった。しかし,その中で真新しいものは廃館の中へと進んでいる。 その館の扉は壊されており,人が通ることはできそうである。その前には,バールのような何かが落ちていた。 ※廃館に目星→あらゆる窓に格子がしてある。それはどうやら銀でできているようだ。 ※バールに目星→館の扉を壊したバールだ。先端に銀が付着している。 【廃館探索】 ○1階 ・キッチン  大きな冷蔵庫がある調理場だ。 ※冷蔵庫を開ける→様々な動物の死体がそこにあった。豚や羊はもちろん,人間の死体もある。(SANチェック→0/1D3) ・応接室  少々荒された後があるが,豪華な応接室だ。 ※目星→1枚の写真を見つける。その写真にはオオカミと1人の男性が映っている。その写真は,PC4が雑誌で見たものと同じであった。 ・風呂場&WC  長く掃除されていないのか,黒カビが目立つ。 ※排水溝を調べる→どうやら人間のものではない毛が付着している。 ※毛を生物学で調査→これはオオカミの毛である。 ※毛を目星で調査→その毛が動いているように見えた… (クリor目星2回目:いや絶対動いてる!しかも「テケリ・リ」とか言ってるし… SANチェック→1d3/1d10,神話+[(減少分)÷3(端数切上げ)]%) ・倉庫  様々なものが置かれた倉庫だ。 ※目星→ここにオオカミが飼われていたような痕跡が数多くある。 (クリor目星2回目:どこかに隠された道がありそうだ) ○2階  二階に着くと,廊下に血が所々落ちている。それを辿っていくと,1つの部屋(客人の寝室)にたどり着く。 ・客人の寝室  その部屋の中には一人の男,と思われる物があった。全身はひどく傷つけられ,所々に食い破られた跡がある。腸や骨が空気に触れ,辺り一面は血で赤黒く塗られていた。 (SANチェック→1/1d6+1)  ※死後2時間程度経過していることにする ・主人の寝室  大きな絵画がある寝室だ。その絵にはオオカミや恐竜など,絶滅した生物が描かれている。 ※絵画に目星→本来はフックに吊り下げられていたようだが,その紐が綻び,絵画が床についているようだ。 ・書斎(見取図発見)  棚にたくさんの本が並べられている。その棚にも収まりきらないのか,本が塔のように積み重なっている。その上に,1枚の紙がある。 その紙は,この館の見取図のようである。この図の限りでは,この館には屋根裏と地下が存在するようだ。 ○地下ルート ・倉庫(見取図発見後)  見取図を見ると,この倉庫に地下への入口がある。どうやら,大きな工具箱をどかせばよさそうだ。 ※どかす→工具箱をどかすと,銀でできたフタが姿を現した。これを開けると,地下への階段を見つけた。 ・地下侵入時  階段を降りると道は左右に伸びていた。左側には厳重な扉があり,右側には普通の扉があるのが見える。 ・実験室  厳重な扉を開けると,そこはいかにも実験を行う部屋であった。 机の上には1冊のノートが置かれている。 ※目星→辺りを見渡すと,不気味な肉片が容器に入れて保管されていた。その肉片は今でも蠢いているのがわかる。 (SANチェック→1/1D6) ※ノートを見る→以下のことが書かれている。  肉片は銀を極端に避ける。  肉片は動物の肉を食べる。  肉片からニホンオオカミの復元に成功した。 ・地下書庫  普通の扉を開けると,そこには何冊かの本が置かれていた。その中に,一際小さい本と,2つ折りの手書きの本があった。 ※小さい本→以下のことが書かれている。  絶滅した動物が蘇った世界が見たい。  不思議な肉片は危険だ。危うく食べられそうになった。  あの肉片の可能性は非常に高そうだ。しかし万が一外に出たら危険だから屋敷の壁などを銀張りしておこう。 ※2つ折りの本→英語で書かれている。英語での判定に成功すると,ショゴスからの防護術について書かれていることがわかる。  修得には2時間必要,SANチェック→1D4/1D8  呪文<ショゴスの使役> MP:5  効果:以降,この呪文の対象としたショゴスからの攻撃の対象にならなくなる ○屋根裏ルート ・主人の寝室(見取図発見後)  見取図を見ると,絵画の裏から屋根裏へ行けるようだ。 ※絵画を外す→フックを抜けば外せそうだが,高い所にあって届かない。 ※対策してフックを外す→バールなどがないと外せそうにない固さだ。 ※バール(など)を使って外す→フックを外すことができた。がしかし,絵画がこちら目がけて倒れてきた。(STR×3で判定,成功時受け止めに成功しノーダメージ,失敗時受け止め失敗,転倒し1D3点ダメージ。予め警戒していれば自動成功) ・屋根裏  屋根裏を見ると,一人の男が横たわっていた。しかし,その隣に1匹のオオカミがいる。オオカミはあなたたちに気付き,近寄ってくる。 (銀を身につけていれば後ずさりする。身につけていなければ戦闘。戦闘時のデータはショゴスのデータをそのまま利用)  その男は山本啓輔であった。しかし彼に声をかけても,反応が帰ってこない。脈や呼吸はあるが,意識だけがないようだ。 【廃館脱出】 もし廃館前のバールを拾っていなければ,オオカミは館の外までは追ってこない。彼らはその中で,次なる獲物が来るのを密かに待っていることだろう。 しかし,バールを拾っていれば話は別。オオカミは館の外まで散っていき,そのまま村全体,あるいはそれ以上の規模で大量の動物が死にゆくことになる。館の中の銀の壁が崩れ去り,オオカミはそこから逃げて行ったのだ。これとは別に,1つの事件が発生してしまうことだろう。その時どう立ち回るのか,それはあなたたち次第だ。 また,山本啓輔を病院に連れて行くと,検査の結果脳がないことがわかる。(SANチェック→0/1D3) 【真相】  噂になっていたオオカミは肉片から誕生し,動物の肉を餌としていた。山本啓輔は絶滅種の再生を願い,ショゴスの肉片を用いて実験を行っていた。ニホンオオカミはその実験の結果生まれたものであり,ショゴスの力をそのまま引き継いでいたのである。  しかし,彼はミ=ゴに目をつけられてしまう。ミ=ゴに脳をとられた彼は屋根裏に保管されてしまった。結果,彼の研究成果であるオオカミたちの歯止めが効かなくなり,暴走が引き起こされた。しかし使役呪文のために,彼は守られたのである。
【導入】 PC1: あなたは大学(院)で生態学の研究を行っている。ある日,あなたの指導教官である須藤教授が,あなたに対して話しかけてくる。 「ニホンオオカミは知っているかい?」 ニホンオオカミは既に絶滅したオオカミである。それは講義で習ったことだ。 「従来はそう言われていたのだがな。どうもそのニホンオオカミがまだ生きているそうなんだ。私は講義や学会で忙しいから,代わりに調査してくれ」 指導教官からの頼みである以上,断るわけにはいかない。 「君ならそう言ってくれると思ったよ。場所はこの辺りのようだ」 そう言いながら須藤教授は一枚の地図を手渡し,鄙びた村の外れにある館の周りに○をつける。 「よろしく頼んだよ」 教授の一言を後に,君は館へと向かうのであった。 PC2: あなたは刑事として,ここ数年多発している強盗事件を任されていた。 その強盗事件の犯人と思われる人を絞り込んでいくうちに,ついに犯人が特定できた。 そしてあなたは,村のパトロール中に,その犯人が数時間前に廃館の方に向かったという情報を聞く。 この機会を逃してはいけない。あなたは廃館へと向かっていった。 PC3: あなたは探偵である。が,この小さな村では何でも屋,といっても差し支えはないだろう。だが,村の人口も少なく,いつも閑古鳥が鳴いていた。 そんなあなたの元に,1人の老婆がやってきた。 「村の外れに廃館があったじゃろ?あそこの調査をしてほしいんじゃ」 目の前に大金が置かれる。 突拍子もない依頼をされたあなた。しかし,あなたが生計を立てるためにはどのような依頼も断りようがない。結局この依頼を引き受け,手書きの見取図をもらって廃館へと向かうのであった。 ※理由を聞かれたら→「あの廃館に友人が住んでいたのじゃがな…音沙汰がとれないのじゃよ」 PC4: 「ニホンオオカミは生きていた!」 嘘かまことか,オカルト雑誌の見出しに大きく掲げられた一言に目を止めるあなた。 中身を見ると,どうも真実味の近い話であるようだ。 この噂の真相を知りたくてたまらない。その思いで,目撃証言のあった廃館へと足を運ぶのであった。 PC5: 「どうも,あの館に住んでいる山本啓輔さんを最近見かけないんだよ…」 そう,村長があなたに向かって話しかける。 「あれだけ元気なお方がずっと家に引きこもっているとは思えない。直接家に行って,様子を確認してきてくれないか?」 こういったお役所仕事は,村役場に努めている以上仕方ないことである。無事を確かめに,館へと向かうのであった。 【合流】 廃館前に,5人が集まった。 一通りの自己紹介を終え,辺りを見渡す。 そこには多少古いものの,狼と思われる動物の足跡があった。しかし,その中で真新しいものは廃館の中へと進んでいる。 その館の扉は壊されており,人が通ることはできそうである。その前には,バールのような何かが落ちていた。 ※廃館に目星→あらゆる窓に格子がしてある。それはどうやら銀でできているようだ。 ※バールに目星→館の扉を壊したバールだ。先端に銀が付着している。 【廃館探索】 ○1階 ・入館直後  長い間使われていなかったのか,全体的に埃が多い。しかし,壁は一面銀であり,その輝きは衰えていないようだ。 ・キッチン  大きな冷蔵庫がある調理場だ。 ※冷蔵庫を開ける→様々な動物の死体がそこにあった。豚や羊はもちろん,人間の死体もある。(SANチェック→0/1D3) ・応接室  少々荒された後があるが,豪華な応接室だ。 ※目星→1枚の写真を見つける。その写真にはオオカミと1人の男性が映っている。その写真は,PC4が雑誌で見たものと同じであった。 ・風呂場&WC  長く掃除されていないのか,黒カビが目立つ。 ※排水溝を調べる→どうやら人間のものではない毛が付着している。 ※毛を生物学で調査→これはオオカミの毛である。 ※毛を目星で調査→その毛が動いているように見えた… (クリor目星2回目:いや絶対動いてる!しかも「テケリ・リ」とか言ってるし… SANチェック→1d3/1d10,神話+[(減少分)÷3(端数切上げ)]%) ・倉庫  様々なものが置かれた倉庫だ。 ※目星→ここにオオカミが飼われていたような痕跡が数多くある。 (クリor目星2回目:どこかに隠された道がありそうだ) ○2階  二階に着くと,廊下に血が所々落ちている。それを辿っていくと,1つの部屋(客人の寝室)にたどり着く。 ・客人の寝室  その部屋の中には一人の男,と思われる物があった。全身はひどく傷つけられ,所々に食い破られた跡がある。腸や骨が空気に触れ,辺り一面は血で赤黒く塗られていた。 (SANチェック→1/1d6+1)  ※死後2時間程度経過していることにする ・主人の寝室  大きな絵画がある寝室だ。その絵にはオオカミや恐竜など,絶滅した生物が描かれている。 ※絵画に目星→本来はフックに吊り下げられていたようだが,その紐が綻び,絵画が床についているようだ。 ・書斎(見取図発見)  棚にたくさんの本が並べられている。その棚にも収まりきらないのか,本が塔のように積み重なっている。その上に,1枚の紙がある。 その紙は,この館の見取図のようである。この図の限りでは,この館には屋根裏と地下が存在するようだ。 ○地下ルート ・倉庫(見取図発見後)  見取図を見ると,この倉庫に地下への入口がある。どうやら,大きな工具箱をどかせばよさそうだ。 ※どかす→工具箱をどかすと,銀でできたフタが姿を現した。これを開けると,地下への階段を見つけた。 ・地下侵入時  階段を降りると道は左右に伸びていた。左側には厳重な扉があり,右側には普通の扉があるのが見える。 ・実験室  厳重な扉を開けると,そこはいかにも実験を行う部屋であった。 机の上には1冊のノートが置かれている。 ※目星→辺りを見渡すと,不気味な肉片が容器に入れて保管されていた。その肉片は今でも蠢いているのがわかる。 (SANチェック→1/1D6) ※ノートを見る→以下のことが書かれている。  肉片は銀を極端に避ける。  肉片は動物の肉を食べる。  肉片からニホンオオカミの復元に成功した。 ・地下書庫  普通の扉を開けると,そこには何冊かの本が置かれていた。その中に,一際小さい本と,2つ折りの手書きの本があった。 ※小さい本→以下のことが書かれている。  絶滅した動物が蘇った世界が見たい。  不思議な肉片は危険だ。危うく食べられそうになった。  あの肉片の可能性は非常に高そうだ。しかし万が一外に出たら危険だから屋敷の壁などを銀張りしておこう。 ※2つ折りの本→英語で書かれている。英語での判定に成功すると,ショゴスからの防護術について書かれていることがわかる。  修得には2時間必要,SANチェック→1D4/1D8  呪文<ショゴスの使役> MP:5  効果:以降,この呪文の対象としたショゴスからの攻撃の対象にならなくなる ○屋根裏ルート ・主人の寝室(見取図発見後)  見取図を見ると,絵画の裏から屋根裏へ行けるようだ。 ※絵画を外す→フックを抜けば外せそうだが,高い所にあって届かない。 ※対策してフックを外す→バールなどがないと外せそうにない固さだ。 ※バール(など)を使って外す→フックを外すことができた。がしかし,絵画がこちら目がけて倒れてきた。(STR×3で判定,成功時受け止めに成功しノーダメージ,失敗時受け止め失敗,転倒し1D3点ダメージ。予め警戒していれば自動成功) ・屋根裏  屋根裏を見ると,一人の男が横たわっていた。しかし,その隣に1匹のオオカミがいる。オオカミはあなたたちに気付き,近寄ってくる。 (銀を身につけていれば後ずさりする。身につけていなければ戦闘。戦闘時のデータはショゴスのデータをそのまま利用)  その男は山本啓輔であった。しかし彼に声をかけても,反応が帰ってこない。脈や呼吸はあるが,意識だけがないようだ。 【廃館脱出】 もし廃館前のバールを拾っていなければ,オオカミは館の外までは追ってこない。彼らはその中で,次なる獲物が来るのを密かに待っていることだろう。 しかし,バールを拾っていれば話は別。オオカミは館の外まで散っていき,そのまま村全体,あるいはそれ以上の規模で大量の動物が死にゆくことになる。館の中の銀の壁が崩れ去り,オオカミはそこから逃げて行ったのだ。これとは別に,1つの事件が発生してしまうことだろう。その時どう立ち回るのか,それはあなたたち次第だ。 また,山本啓輔を病院に連れて行くと,検査の結果脳がないことがわかる。(SANチェック→0/1D3) 【真相】  噂になっていたオオカミは肉片から誕生し,動物の肉を餌としていた。山本啓輔は絶滅種の再生を願い,ショゴスの肉片を用いて実験を行っていた。ニホンオオカミはその実験の結果生まれたものであり,ショゴスの力をそのまま引き継いでいたのである。  しかし,彼はミ=ゴに目をつけられてしまう。ミ=ゴに脳をとられた彼は屋根裏に保管されてしまった。結果,彼の研究成果であるオオカミたちの歯止めが効かなくなり,暴走が引き起こされた。しかし使役呪文のために,彼は守られたのである。

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