紅い月、それは敵が現れる証。
見たことがない敵だ。神を名乗り、世界を紡ぐ橋を渡ってきたという。
だが、相手が誰であろうと見逃すつもりはない。
この世界に夜闇の魔法使いがいるといういことを教えてやる!
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
だが、人々の知らないところで世界はすでに変貌していたのだ。
レネゲイドとは明らかに違う力を持った、神を名乗る敵。
レネゲイドビーイングとも違う謎の敵を前にどう戦えばいいのだろうか。
暁の水平線に勝利を刻め!
今日も今日とて深海棲艦と戦い、海の平和を守る為に戦う艦娘である君。
だが、今日は何かが違った。
突然のスコールを抜けると深海棲艦は姿かたちもない。
そこには、ただただ静かな海が広がっていたのだ。
穏やかな海。ここは理想の世界なのだろうか。
君は奈落と戦うシャードを持つ戦士、クエスターだ。
君が受けた依頼は、いつもとは一風変わったものだった。
他のクエスターたちが追い詰めた奈落が、世界を渡る
ビブロストの橋を使い逃げ出してしまったのだという。
ビブロストの橋の力は暴走し、奈落を倒さなければ
すべての世界が融合し崩壊してしまうという。
君はこの事態を解決するために橋を使い、異世界にわたることになった。
淀んだ空、濁った海。
願いは天に届かない 想いを大地は汲んでくれない。
終わった世界に、希望はほとんど残っていない。
そのはずだったのに……
青い空、青々とした大地。
此処は、どこだろう。
自分一人で目覚めた此処はどこなのだろう。
この世界が夢でなかったとしたら、
……私は姉妹を捨ててこの平和な世界を選ぶべきなのだろうか
シナリオ名「ビブロストの橋」
「いいのか?この土偶を安置してしまえばすべては元に戻ってしまうぞ?」
最終更新:2015年12月09日 20:33