【BBT】走れメロス妹 byベイダー郷


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メロスは激怒した。
必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。

メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。
けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。

そんな憤怒の感情は一つのドミニオンを創りだした。
そしてその世界に疑念を抱く事と嘘を吐く事を禁じ、信じる事と正直である事を強いた。

おかげで世界は白に染まり、誰もが心の内を明かし、
誰一人としてそれを疑う者はいなくなった――……はずだった。

メロスには政治がわからぬ……そう、王としての素質が、
世界を創ろうとするにはあまりにも考えが甘かった。

メロスが行ったことはあくまで禁止である。
つまり、罰を恐れなければ平気な顔で嘘を吐き、バレなければそもそも罰せられることがない。
世界はみるみるうちに黒く染まり、世界中の誰もが正直に嘘を吐いていた。

ビーストバインドトリニティ
『走れメロス妹』

「お願いします!世界を……兄を助けてください!!」

解説
正直者はバカを見るおはなし。
とある疑念や嘘が許せない正直者は、その強いエゴを元にドミニオンを形成します。。

疑うことや嘘を吐くことを世界に禁じたものの、それを破る者たちが次第に増え、
ドミネーターとなった彼自信が人を信じることが出来なくなってしまい、かの邪智暴虐の王のような存在になってしまいます。

そんな彼の妹からの救援要請を受けてPCたちは彼を止めにかかりますが、
撃退することで止めるのか、説得して止めるのか、それはGMやPCの行動しだいでしょう。