事故に遭った。
すぐに病院に運ばれ、先生や周りの人も心配ないと言っているがおそらく嘘だ。
もうすぐ自分は死ぬだろう。
死んだらどうなるのか……分からないことをいくら考えても分からない。
今はただ、彼女に会えなくなるのが悔しくて悲しくて仕方がない。
事故に遭った彼。
すぐに救急車を呼び病院に運ばれたが、もう長くはないという。
先生や彼のご家族、私も、彼には心配ないと話しているが内心心配で仕方がない。
元気に振舞っているが、彼もきっとそうだろう。
死んでほしくない。あの人がいない人生が思い描けない。
どうすれば……どうしたら……
「死んだら目覚めてここにいました！」
「彼が死んだので付いて来ました！」
あなたたちの目の前にいるのは若い二人の男女。
話を聞くに異世界から来たアーシアンのようである。
曰く、生活するために冒険者として活動しようとしているらしく、
敵との戦い方を教えてほしいとのこと。
君たちは熱々カップルを連れ、妖魔退治へ馳せ参じることとなるのであった……
アリアンロッド2E
「二人の愛にご慈悲を」
死とは個人の命が失われることではなく、その世界を離れることである。
見方が変われば、世界も変わるのだ。
勿忘草：真実の愛
アングル：視点→見方
ゼットン：ウルトラマンの最後の敵→最後→死
最終更新：2016年05月26日 21:46
