【指定なし】無価値な獣 by山菜

システム:指定なし
タイトル:『無価値な獣』

無価値な獣。
ワタシはそう言われてきました。

666という数字を与えられたのに、何の力も持たない獣。
ワタシを作った人達は、幾度となくワタシをそう言いました。

しかし、ワタシはずっと待っていたのです。
彼らが衰退し、ワタシを縛るものが無くなるのを。

そして、その時は来ました。
ついにワタシは自由となったのです。
何もワタシを邪魔するものは無くなったのです。

隠し続けていた本来の力を解き放ち、ワタシは叫びました。
全てを壊しましょう。あの黙示録の獣のように。

解説
とある研究施設で作られた動物の暴走を止めるシナリオです。
動物を退治するのか、話し合い、和解するのか、どんな方法をとってもいいようにしました。
どんな姿の動物でも構いませんが、『666』と刻まれたタグは必ずつけた状態にして下さい。

「ナンバー」は製造番号、「quench」は抑える、消えるから衰退と解釈。「逆十字」は意味から無価値、としました。
最終更新:2016年07月31日 11:10