左の地でも一際異彩を放つ国がある。その国はなにやらコンピュータとかいうものが
生活の主軸となっている。通信手段などもコンピュータとかいうものを使い、
ネットワークとかいうものに頼って生放送とかいうものを使うのが主流らしい。
その生放送とかいうもののために何か伝えたいことがある人は枠とかいうものを
取っているらしい。そしてその枠とやらに集まった人々はそれを取った人に
「わこつ」と労いの言葉をかけるそうだ。
この国の名は「電脳の国」。その国の王女2名にそれぞれ御標が舞い降りる。
「そして、『わこつ』は誓いの言葉となり、後世に残る伝説的な作品を
産み出しましたとさ。めでたし、めでたし」
「そして、『わこつ』は呪いの言葉となり、後世に残る王国崩壊伝説を
産み出しましたとさ。めでたし、めでたし」
モノトーンミュージアムRPG「誓いの言葉,あるいは呪いの言葉『わこつ』―そして伝説へ―」
――かくして、物語は紡がれる。
最終更新:2015年01月05日 01:12