夢見の国。そこでは御標が夢となって現れる。今宵も,夢の中に御標が現れる。
――雪山。しかしここは初見の地。左の地でも辺鄙な地は誰にも知られていない。
きっとそんな場所だろう。そこに1体の木?のような怪物が現れる。
その怪物と闘う青髪の青年と赤髪の少女。
彼らの奮闘が見える最中,御標が聞こえる。
「白竜の吐息は,この地を滅ぼしましたとさ。めでたし,めでたし。」
そして怪物は息を吐き,いや,もっと正確には嘔吐し,彼らは二度と立ち上がる
ことはなかった。その吐息はその雪山を包み込み,溶かしていった……。
この夢に関して,会議が開かれた。その雪山はどこにあるのか,夢の中の2名は
誰なのか,そして,そもそもあの怪物は何なのか??
―これは,終わりなき物語の,始まりにして第3章。
モノトーンミュージアムRPG「白竜の脅威」
――かくして,物語は紡がれる。
最終更新:2015年01月05日 01:19