【サタスペ】急げ孵化する前に byナガレ

今日は大晦日、亜侠達も年越しの準備に奔走してた。
「おい、馬鹿どもこの間頼んだ卵ちゃんと届けてくれたんだろうな、向こうさんから一向に連絡が来ねえんだが?」
そう言って乗り込んできた男が居る。彼は外国人排斥を訴えている団体「神風師団(しんぷうしだん)」の団長にして
地獄組の有名人、ホモの疑いがある葉隠 菊水(はがくれ きくみ)であった。

その卵は元旦の祭事に必要で、前日までに用意を済ませないといけないというものだった。
そんなことは知らずに亜侠たちは自分たちの宴会の準備をしていました。

「おい、君たち、もしかして卵まだ運んでないのか?」
青筋を立てつつ尋ねられ、
「あの卵は大晦日、つまり今日孵化のためとてもデリケートになる。少しの振動で割れてしまうほどにだ」
知らされる事実。
「今日中にその卵、届けてもらうぞ。もしも失敗したらうちの若い集や相手さん(正当なるニッポン)がお前らの所に新年の挨拶をすることになるからな」
そう言って葉隠は去っていく。

残された時間は1日だけ、無事亜侠達はたまごを届けることが出来るのか?
走れものども、平和な元旦を過ごすために
平穏な宴会を楽しむために

サタスペシナリオ 「急げ孵化する前に」


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最終更新:2015年01月09日 13:13