【トレーラー】
ゾンビクイーン
それはネクロマンサーの薫陶を受けた
愚かなゾンビたちを率いるサヴァントの最高傑作の1体である
サヴァントのエリートである彼女はネクロマンサーの指令により
ドールたちを狂気に導き、肉体を傷つけ、絶望を与える
はずだったのだがそんなことをする前にネクロマンサーが死んでしまったからさあ大変
彼女が絶望を与えるはずだったドールたちもすでに去り、残されたのは廃墟だけ
途方に暮れていた彼女はあるとき新品の黒い手帳とボールペンを見つける
見覚えはないのにないはずの記憶を刺激するそれを引っ掴み
あるはずのない心が示す焦燥感のまま彼女は旅立つのであった
ドール
それはネクロマンサーが歪んだ楽しみを満たすために作り上げた
か弱き少女たちである
その体に付けられた武器や異形の四肢、機械へと変えられた器官を用いて
狂気を跳ね除け、障害を排し、なにが待ち受けるかもわからぬ未来へと歩んでいく
君たちが目を覚ますのは何もかもが白き部屋の中
世界の有り様を知らぬ少女たちを守る卵の殻
卵の殻を破った時に何があるかも知らぬまま
君たちは外を目指しだす
- セッションの種類で分岐+
- 単発セッション用+
ここに始まるは終った物語の後日談
蛇足であり、冗長であり、されど続く愚かな物語
その行く末は誰にも見られることはなく
されどその歩みは確かに存在した
- キャンペーンセッション用+
こうしてここに白と黒の少女たちが交差する
世界を知り、悪意にさらされ、絶望に身を浸す黒の少女
無垢なまま、悪意を知らずに、未知のまま歩む白の少女
その歩みはどこに向かうのか
これは終わった物語の後日談
【概要】
ドールたちは白い部屋の中で目を覚まします
どこを見ても真っ白で、姉妹たちが居なければあらゆる感覚を失ってしまいそうなほどです
なのでこんな部屋に居られるか!とあなた達は外を目指すことにします
同じ建物の中を歩む黒い少女がいる事を知らぬままに
【ゾンビクイーンさんの扱い】(反転)
ストーリー進行役です
姉妹たちを襲うトラブルの原因になったりします
手帳に探索の結果や気になったことを書き残しながら探索しているため
さまざまな場所に痕跡を残したり、探索の音を鳴らしたりするので露骨なヒントを与えたいときや
進むべき場所を指し示したいときなど便利に扱ってあげてください
しかし、彼女は勘がよいのかドールたちと出会うことは基本的にありませんし
ドールのことは基本的に敵だと考えています
ですが、彼女には存在しないはずの記憶や感情のひとかけらが戦闘を避けさせるようで、出会っても即刻逃亡します
キャンペーンにするのであれば、ドールの行く先々でトラブルを起こしてくれるでしょう
最終更新:2015年01月19日 19:00