【ログホラ】シロフォンは狂う。涙の音色とともに。 byザビー


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ココは洞窟である。そう、なんの変哲もない洞窟である。
しかし、1つだけおかしい物がある。そう、変哲もない洞窟ならあるはずの無い物だ。
それは少し、悲しそうな音楽だった。

エルダー・テイルなら、BGMとして聞こえるであろう音だが、
ココは大災害が起こったエルダー・テイルだ。ゲームとしてのBGMなんてないはずだ。
だが、ココの洞窟はBGMとして用意されていたように音楽が流れている。

「……もう、あの人はいない…あの人はいない…」
狂ったように、同じことを繰り返し言っている。
彼女は楽器<<シロフォン>>という、エルダー・テイルでは存在しないはずの楽器を使用して
音楽を奏でている。狂ったように。涙を流ながら。

君たちはたまたま、その洞窟近くの森で探索をしていた。
すると、傷だらけで倒れている男の大地人を見つけた。治療してももう手遅れだろう。
傷だらけの彼は、君たちにこう言った。
「頼む……私の…願いを聞いてくれ…るか?」
途切れ途切れで君たちに依頼を頼む。
「報酬は…私が持って…いる荷物全てだ…。頼む…彼女を…シロフォンを…守って…ほ…しい…」
彼は指をさしながらそう言い、事切れた。

さあ、彼女と彼は何があったのだろう。それは誰にもわからない。
わかるのは……彼女か、彼の荷物なのか。
それとも…<<シロフォン>>なのか。


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