【DX3rd】「XX」の青年の悲劇 byNoir

注意:
DX3rd把握し切れてないです。
ただのネタです。ごめんなさい。



Xerography-Xenoglossia(ゼログラフィ・ゼノグラシア)。
それは心を写し出し言語化出来る能力、及びその能力者のことをいう。
異能者でありながら、レネゲイドウイルスに感染していない非オーヴァードである彼らを人は「XX」(エクスズ)と呼んだ。

彼らに与えられたのは、写真に写したものの思考・感情を言語化し念写するという、酷く限定的な能力のみ。
レネゲイドウイルスに犯されない異能、「XX」の調査、及び監視の任を受けた君達は、任務対象の青年と出逢う。

「僕の夢は…写真家なんだ…」

そう語る青年の手には、夕日に照らされる黄色い花畑を写した写真。
それは、青年の今は亡き兄が残したものだという。

「兄さんの夢を!写真家になるという夢を!僕を叶えなければならないのに…!」

傍迷惑な能力の反動に嘆き、青年は崩れ落ちる。
「XX」が写真を取れば、その写真に写りこむ生物も無機物も、その全てが念写により文字化されてしまい、普通に写真が取れないというのだ。

「今生で写真家になれないというのなら!僕は死んででも来世で写真家になってやる…!」

そう言って駆け出す青年と彼を追う君達の前に、突如ジャームが現れる――。


シナリオ名:「XX」の青年の悲劇


「今生で叶わないのなら、何が何でも来世で叶えてやる。
 兄さんとの約束を守れないままのうのうと生きていくなんて…地獄と同じ。 
 今生が地獄だというのなら、来世を理想郷にするまでだ!」

――さぁ、死に急ぐ彼の行く末は、君達の手に掛かっている。



雑記:
監視対象を保護しましょう。
出来れば自殺願望を留めて上げましょう。
面倒な任務に行き当たってしまいましたが、引き受けてしまった任務は全うしましょう。がんばれ。

ワード→
「Xanthous」(ザンザス):
黄色の。
「XX」(だぶるえっくす/えっくすえっくす):
「XX」(エクスズ→複数のXの意から。)
「Xanado」(ザナドゥ):
桃源郷。理想郷。


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最終更新:2015年03月28日 18:39