【指定なし】生者無感情 byベイダー郷


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テストの点は平均点。
かけっこをすれば歳相応の速さ。
勝負に3回勝てば3回負けるし、
背の順に並べば必ず真ん中になる。

いつも平均。真ん中。普通。通常。
私はそんな凡骨で、平均を象徴するような存在でした。

だから、誰からも怒られる事はなく、褒められる事もまたありませんでした。

そのせいでしょうか?

私は「怒る」というのがどういうものなのか分かりません。
私は「褒める」というのがどういうものなのか分かりません。
私は「悲しむ」というのがどういうものなのか分かりません。
私は「喜ぶ」というのがどういうものなのか分かりません。

私は、「感情」というのがどういうものなのか、分かりません。


あなた達の暮らすこの国で最近、ある事が問題となっている。
それは、家や職を持たずに外で生活する浮浪者が増えてきているという問題だ。

浮浪者は数ヶ月前から急激にその数を伸ばし、今では街中に溢れかえっている。
しかも、その誰もが無気力で、まるで生気を失ったかの如く地べたに寝転んだまま動かなかったり、意味不明な言葉をとつとつと呟き続けたりするなど、奇怪な行動を取るのだという。

浮浪者急増の原因は未だ判明していないものの、分布を見てみると、ある教会を中心に浮浪者が活動しているという手掛かりを手に入れた。

あなた達はこの事件の原因を突き止め、無事解決することが出来るのだろうか。


シナリオ名「生者無感情」
……あの日以来、大勢の人が私に「感情」を教えてくれました。
あの時の私はもういません。私は新たな私として、もう一人の私として、今日も多くの方々の「感情」を教えてもらうのです。


【補足】(反転して読んでください)
何をやっても平均な少女は誰からも評価されず、「感情」とは何なのか分からないまま成長しました。

そんな彼女が、魔法か何かのアイテムかで、人の感情を集める術を手に入れます。
そのせいで無気力な人が増えてしまいます。あなた達の目的は彼女の活動を阻止する事です。