【指定なし】そうだよ・・・ byミヤ

クリスマスの朝、母親に起こされた少年は階段を降りていく。
少年がテレビをつけると、アナウンサーがクリスマスについて話をしていた。
聞いているとテレビから、
「そうだよ・・・そうだよ・・・」
と聞こえてきた。
しばらく聞いていると普通に戻った。
「気のせいかな」
と少年は思い、学校に向かう。

学校につくと、なぜかみんながやけに
「そうだよ・・・」
と言っているのだ。
クラスメイトと話をしていると
「そうだよ・・・」
としか言っていないのだ。
嬉しそうに「そうだよ・・・」
悲しそうに「そうだよ・・・」
「そうだよ・・・」の繰り返し。
そのうち目の前が暗くなり、目をあけると自分の家のベッドだった。
急いで下に行くと、家族が普通に話をしている。
家族にその話をすると、
「悪夢を見たんだね」
と言われた。

少年は言う、
「そうだよ・・・」
と。


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最終更新:2015年01月08日 21:26