【指定なし】覚醒の時 by鈴野涼華

君たちには「師」がいた。
彼は君たちが住む国で誰からも慕われ、尊敬されている。
有能な君たちの「師」は「XYZ」と呼ばれ、たたえられていた。
その称号には、「これ以上良いものは無い究極のもの」という思いが込められている。

それに比べ、君たちはどうだろうか。
周りの人間と比べ、何もかもが劣っている。
誰もが対応できる国の周りに生息する動物たちの悪さに対応できないほど弱い。

…なぜ、「師」は自分たちを指導するのだろう…

国の人間からの差別と自身の劣等感に苛まれる毎日を過ごしていた。
そんなある日、突然、君たちの師は何も告げず姿を消した。
その日から、君たちの体の各部位に熱を感じるようになる。

君たちは自分たちの体の異変についての調査と「師」の捜索を開始する。

シナリオ名:覚醒(めざめ)の時

…その能力(ちから)を開放すれば、全身が吹き飛ぶやもしれぬ…
…御主にその覚悟があるか?…

システム指定なし(クトゥルフ、もしくは能力系?)


シナリオ解説(?)らしき何か

<PCについて>
PC達は通常の人間が行使できないほどの能力(ちから)を所有している人物。
この能力の代償に、普通の人間と比べると、ひ弱な身体能力である。
各能力は、目、腕、足など体の各部位に封印されている。
この能力を開放すれば、最低でもその部位のみ、最悪、全身が吹き飛ぶ可能性もある。

<XYZの行動>
彼の目的は不明だが、PC達の能力を封印した張本人。
敵なのか、味方なのかすら不明。
最終更新:2015年05月29日 00:10