【指定なし】霊薬の酒と幻惑の酒 by鈴野涼華


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ある日、君達は友人・佐藤 香織とバーに立ち寄った。
香織は最近愚痴が多く、職場になれないことでのストレスでつぶれそうになっていたのだ。

「お酒を飲んで忘れよう」

それを合言葉に、君たちは様々なカクテルを飲んだ。

最後にバーテンダーが一つのグラスを君たちに差し出した。
そのグラスには、緑の液体が注がれており、スプーンの様な穴の開いた板が乗せられ、その上に角砂糖が置かれている。

「それは、“アブサン”というお酒でございます。スイスの医師が生み出したお酒ですので、お疲れのお客様によろしいかと思い、お出しいたしました」

「強いお酒なので角砂糖を付けてお召し上がりください」とにっこりと笑い、君たちに薦める。
香織は、その角砂糖を食べ、その日は解散になった。

翌日、君たちに香織からメールが届いていた。

件名:(本文なし)XYZ
本文:

「お酒が弱い香織のことだから、二日酔いでつぶれているのだろう」と、その夜、君たちは彼女の家に訪れた。
そこには、昨日のままの状態の彼女が眠っていた。

…それから三日後…
相も変わらず、彼女は眠り続けている。

君たちは原因を探る為、あのバーテンダーの許へ足を向けた。
彼は君たちの話を聞くと、君たちのもグラスに入った“アブサン”を薦める。

「彼女を助けたいなら、こちらをお飲みください。
しかし、この“アブサン”は特別製でございます。
通常のアブサンよりも強く幻覚などの向精神作用が引き起こされます。
それ故に、過剰摂取はおやめください。
しかし、このアブサンを飲んだものは<夢の世界>に行けるようになるのだそうでございます。
…おそらく、ご友人はその夢の世界に囚われてしまったのではないかと。
では、皆様、ご武運を…」

君たちは意を決し、アブサンを飲む。
アルコール特有の熱でのどが焼ける。
気を失う中で、君たちはバーテンダーが透けていくのを見た。

シナリオ名:霊薬の酒と幻惑の酒

…世の中に、お客を絶対に裏切ってはいけない仕事が2つある…
…1つは医者、もう1つはバーテンダー…
…何故なら、人をいやす薬を作れる医者(バーテンダー)は同時に毒をも作れるのだから…


システム:指定なし

シナリオ解説(?)らしき何か

<「XYZ」の意味>
友人内の暗号。
アルファベットの最後の部分を使うことにより、"もう後がない"とか"これで終わり"ということから、助けを求める時の暗号として使われる。
(大抵、風邪を引いたから、看病して。愚痴聞いてなどの内容だが…)

<彼女を助ける方法案>
夢の世界にある「特別製のシャルトリューズ(エリクシル・ヴェジェタル)を飲ませる」等。