シナリオ名「はぐれ吟遊詩人の戯言」
システム名「モノトーンミュージアム」
この世には数奇な出来事を歌い伝える吟遊詩人が数多く存在する。
吟遊詩人はそれぞれグループを組み,より効率的に,より面白おかしく出来事を伝えることに磨きをかけている。
そんな中,誰ともグループを組めず,1人だけで世界各地を転々と回る吟遊詩人がいた。
「木は~動き~ 人~襲う~」
今日もまた,そんなはぐれ吟遊詩人の歌が聞こえる。
その歌は,どこか遠い土地での出来事だと思っていた。
…そう,1人の怪しい男と出会うまでは。
「どうも,紡ぎ手の方たちですね?
…そう身構えなくても大丈夫ですよ。私は貴方がたの敵ではありません。
そうですね,私のことはPちゃん,とでもお呼びください。
最近,あの吟遊詩人の歌には不思議な力がある,と言われているのです。
どうか紡ぎ手の皆様方,この事件を解明していただけませんか?
もちろん,報酬ははずみますよ」
「街に来たるは~ 漆黒の竜~ 黒き炎で~ 街燃え上がる~
人逃げ惑い~ 炎に焼かれ~ 街に残るは~ 黒き灰のみ~」
モノトーンミュージアムRPG「はぐれ吟遊詩人の戯言」
-かくして,物語は紡がれる。
最終更新:2015年07月26日 19:51