【SW2.0】廻りし風は竜を呼ぶ byフロー

タイトル:廻りし風は竜を呼ぶ
システム:SW2.0

とある森の奥深く。
荒き風が吹きすさぶ時、黄金の竜が空へ啼く――。

「っていう伝承があるんですよ!」と鼻息荒く語る学者の青年の依頼で、
その伝承が伝わる森への護衛を引き受けた冒険者たち。

曰く、その森近辺では10年に一度、決まったように凄まじい嵐が起こるという。
青年が語るにその嵐が黄金の竜というのに関係あるに違いないと。

森を進んでいくあなた方の前に立ちはだかるのは普通のそれよりも随分と気性の荒い獣たち。
どうやら獣たちは何か悪い気を吸っているようで……?

森の最深部に立ちそびえる巨木に巣食う者。そして黄金の竜の正体とは。
深き森で冒険者たちが見るものは――。

SW2.0。廻りし風は竜を呼ぶ


解説
10年に一度の頻度で森の中心部にそびえる巨木にとある宿り木が寄生します。
その宿り木は周囲の獣を興奮させる花粉を放ちます。

また、巨木にも大きな負担を掛けるほどに栄養を奪い取る性質のため、
巨木を急速に枯れさせていきます。

そのため森の妖精たちはその宿り木を排するために力を集めて強大な風魔法を使用し、
その影響で周囲には嵐が吹き起こるものとして認識されています。

また、その際に宿り木の影響で巨木から枯れ落ちた落ち葉が吹き上がり、
その光景を目撃する者があればまるで黄金の竜が天へと登ろうとしているかのような姿に見えると言います。

最終更新:2015年10月15日 19:29