マジカルシャウト系

恐怖の居残り早押しクイズメイン期の1994年1月に初登場し、形態を変えながらもおよそ5年続いた、クイズコーナーの1つ。「書き問題」「恐怖の居残り早押しクイズ」ときて早押しボタンをも使わない更なるテンポの速さと斬新かつシンプルな解答スタイルで、しっかりと問題と正解のある「クイズ」でありながら、ゲーム性の強いコーナーが多かった絶頂期でも時間を多く割き、マジカルの要となったコーナーといっても過言ではない。

また、番組初のパネラー席から離れて行うコーナーであり、これまで出題VTRの中でナレーションを務めていた森功至さんが、収録が行われるスタジオで生で問題を読み上げるなどその後のマジカルのクイズスタイルにも大きく影響を与えたコーナーとも言える。

 

クイズの流れ

  1. パネラーはマイクのついた解答テーブルの前に立つ。
  2. 司会者の合図の後、出題ナレーターから問題が読み上げられる。
  3. パネラーは答えがわかったら、目の前のマイクに向かって直接「答えだけ」を大きな声で叫ぶ。
  4. 1番早く叫んだパネラーのみ、その問題のポイント獲得の権利があり、その声に反応して解答テーブルのランプが点灯。
  5. 1番早く叫んだパネラーが・・・
    正解を答えた場合→1ポイント獲得。
    答えが間違っていた場合→お手付きとなり着席し、次に誰かが間違えるまでずっと休み(解答権なし)。
    (2人/2組対戦の場合のお手付きは休みではなく、相手に1ポイントが加わる)

    ※答え以外の「あ~」「はい」などの余計な言葉を発してもお手付きとなる。
  6. 決められた獲得ポイントに最も早く到達したパネラーが勝者となる。

 

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【魅力POINT】早押しより早い!超スピードクイズ!!

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対戦形態

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マジカルシャウト

第1期

(1994年1月15日~1995年1月12日放送)

  • トーナメント方式による勝ち抜き戦で3人対戦。
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第2期

(1994年12月22日放送・1995年1月19日放送・1995年1月26日放送)

  • トーナメント方式による勝ち抜き戦。
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  • 予選・決勝ともに3ポイント先取。
    予選で勝つと100点が加算され決勝進出。決勝で勝つと200点が加算される。

 

第3期

(1995年2月2日放送~)

  • トーナメント方式による勝ち抜き戦で4人対戦。
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新マジカルシャウト

第1期

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第2期

(1996年10月17日放送~1998年7月23日放送)

  • 4人(4チーム)対戦で第1組・第2組にわかれて、2対戦行われる。
  • それぞれの組で3ポイント先取(4ポイント先取・5ポイント先取の場合もあり)したパネラーに100点が加算。

 

新マジカル8人シャウト/新マジカル8チームシャウト

  • 8組全パネラー一斉参加。
  • 得点ルール
    • 3ポイント先取したパネラーに100点が加算。(1998年7月30日放送~)
    • 1問正解するごとに100点が加算。チャイムが鳴ったら次の1問が最終問題。(~)

 

 

大逆転マジカルシャウト/スペシャルシャウト/スーパーシャウト

大マジカル頭脳パワー!!スペシャルだけでの特別ルールで行われるマジカルシャウト。
コーナー名は回によって異なり、1994年の大マジカルでは「大逆転マジカルシャウト」、1995年の大マジカルでは「スペシャルシャウト」、1996年春~1997年春の大マジカルでは「スーパーシャウト」と呼んでいた。

  • 1対戦につき問題は10問または12問と決められている。
  • 1番早く叫んだチームのみ得点の権利があり、1問正解すると50点、以降正解するごとに点数が倍々に増えていく。
    1問正解 2問正解 3問正解 4問正解 5問正解 6問正解
    50点 100点 200点 400点 800点 1,600点
    7問正解 8問正解 9問正解 10問正解 11問正解 12問正解
    3,200点 6,400点 12,800点 25,600点 51,200点 102,400点
  • 1番早く叫んだチームがお手付きの場合、そのチームのみそれまで積み重ねてきた点数がなくなり、0点に戻る。
    ただし、「休み(解答権なし)」のペナルティはない。
  • 全問終了時点で積み重ねていた点数がそのままそれぞれのチームに加算される。

このコーナーが行われた9年間の放送+2001年の復活スペシャルの中でパーフェクト正解は一度も出なかった。
ちなみに最高記録は、コーナー初登場となる1994年春の大マジカルでの一発逆転チームの5問正解800点。

 


 

出題ジャンル

マジカルシャウト~

似たもの三択(1994年1月15日放送~1998年7月16日放送)

読み上げられる3つの選択肢の中から問題の答えに当てはまるものを答えるクイズ。

 

 

映像シャウト

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映像三択

画面に表示される3つの写真を見て、その後出題される問題の答えにあてはまるものを当てるクイズ。

 

 

新マジカルシャウト~

人物シャウト(1995年4月6日放送~1995年12月7日放送)

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音楽シャウト

流れる曲を聴いて、その曲名や歌っている歌手・グループ名、その曲が使われた映画や番組のタイトルを当てるクイズ。

(例)
♬カラスなぜ鳴くの カラスは山に
(第153回・1995年11月2日放送より)
答え 七つの子

♬ふざけすぎた季節の後で 今春が来て
(第162回・1996年2月1日放送より)
答え なごり雪

童謡・世代を超えて親しまれているヒット曲・懐かしの歌謡曲・最新のヒット曲(アーティスト名を問う形での出題が多め)・クラシック・洋楽など使われる曲のジャンルは幅広い。歌詞のある曲はイントロや間奏ではなく歌っている部分が流れるが、問題によってはサビや歌い出しなど聴き慣れている部分ではなく中途半端な部分から曲を流して、答えを導き出すのに時間をかけさせるあたりはいかにもマジカルらしい意地悪な出し方。

 

 

ないもの探し

上下2つに分かれた画面にさまざまなものが並んでいる映像を見て、上の画面にあって下の画面にないものの名前を答えるクイズ。

 

 

超インスピシャウト

『あたま(おしり)に「○」のつく××』というように出題される問題に当てはまるものをいち早く叫ぶクイズ。

(例)
あたまに「さ」のつく 鉄棒ですること
(第156回・1995年11月23日放送より)
答え 逆あがりなど

 

 

超瞬間一文字シャウト(1995年12月28日放送・1996年4月11日放送)

出題される問題の答えとなるものをひらがな一文字でいうと何になるか当てるクイズ。

(例)
親の反対は?
(1995年12月28日放送より)
答え 子(こ)

 

 

まぎらわしい三択(1995年12月28日放送~1998年1月22日放送)

画面に表示されるカタカナで書かれた3つの選択肢の中から、正しく表記されているものは何番か番号で答えるクイズ。

 

 

逆読みシャウト

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虫食いシャウト(1995年12月28日放送)

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仲間はずれ四択

画面を見て、4つの中で問題の答えとなる仲間はずれのものを答えるクイズ。

 

 

穴うめシャウト(1996年4月11日放送~1998年4月30日放送)

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同じもの探し(1996年4月11日放送)

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うら文字シャウト(1996年4月11日放送~1998年7月23日放送)

画面に表示される裏返しになっている文字を見て、裏から読むと何という言葉になるか当てるクイズ。

 

 

マジカルなぞなぞ

読み上げられるなぞなぞの答えを当てるクイズ。

 

 

逆さま九九

読み上げられる数字が答えになる九九算を当てるクイズ。

 

 

映像まぎらわしい三択

画面に表示される3つの写真の中から正しいものはどれか、選択肢の番号で答えるクイズ。

 

 

文字なぞなぞ

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とび石シャウト

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ナンバーズシャウト

語呂合わせの要領で表示される数字を何と読むか、読み上げられるヒントをもとに当てるクイズ。

(例)
好きな子のタイプは
8341
(第203回・1997年5月8日放送より)
答え やさしい

 

 

マジカルクロスワード(1997年5月8日放送~1998年7月23日放送)

縦横ともに意味のある言葉になるように、交わっている空欄のマスに入るかな1文字は何かを当てるクイズ。

(例)
 
   
(第237回・1998年7月2日放送より)
答え か(夕刊・花びん)

例のように、縦列空欄下の「び」で横列が「ゆうびん」と読めてしまい、正解にたどり着く(別の文字を導き出す)まで時間がかかってしまう、いかにもマジカルらしい絶妙なひっかけ要素のある問題が出るのもこのクイズの魅力の一つ。

 

 

バラバラ漢字シャウト

読み上げられる2つの文字を組み合わせるとできる漢字1文字は何かを当てるクイズ。

 

 

名前あてシャウト(1997年7月31日放送~1997年11月6日放送)

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もの知りシャウト

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(例)
校長には教頭、知事には副知事
では市長には?

(第209回・1997年7月31日放送より)
答え 助役

 

 

グルグルシャウト

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(例)

(第223回・1998年1月15日放送より)
答え 五輪(問題:オリンピックを日本語で言うと?)

 

 

音あてシャウト

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たけやぶやけたシャウト

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あぶり出しシャウト(1997年10月9日放送~1998年9月3日放送)

あぶり出しで現れる文字を見て、書いてある言葉は何であるか当てるクイズ。

 

 

あみだくじシャウト(1997年10月9日放送~1998年4月23日放送)

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ギャンブルシャウト

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出題された全12問を調べた結果、パネラーが的中したのが5回。答えが「小さい」が9問「大きい」が3問と、「小さい」の方が圧倒的に多かった。

 

 

シャッターシャウト

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スピードシャウト

超高速で1文字ずつ出てくるひらがなを見て、何という言葉か当てるクイズ。

 

 

ウソ・本当シャウト

出される問題文が正しいか間違っているか、「ウソ」か「本当」で答えるクイズ。

(例)
玉ねぎを切る前に、玉ねぎを冷やしておくと
涙が出にくくなる。ウソ・本当どっち?

(第239回・1998年7月16日放送より)
答え 本当

 

 

かくれんぼシャウト(1998年4月2日放送~1998年7月30日放送)

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迷路シャウト(1998年4月2日放送~1998年7月16日放送)

画面に出てくる迷路の出口となるところはA・B・C・Dのうち、どこかを当てるクイズ。

 

 

並び方シャウト

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反対語シャウト

出題される言葉の反対の意味を持つ言葉を答えるクイズ。

 

 

映画シャウト

ある映画のシーンを見て、そのシーンが出てくる映画のタイトルを正確に答えるクイズ。

 

 

新マジカル8人シャウト/新マジカル8チームシャウト~

お金シャウト

画面の中にある、日本の硬貨・お札の額面の合計金額はいくらか当てるクイズ。

 

 

同じ言葉で違う意味シャウト

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どれが本物シャウト

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ダブルボイスシャウト

映像の中で2人の男性が同時に言った言葉はそれぞれ何と何か両方とも当てるクイズ。

 

 

かつらシャウト

画面に登場する1番~3番の3人の男性の中で、かつらをつけているのは何番の人か当てるクイズ。

 

 

鏡の時計シャウト

鏡に映った状態のアナログ時計が何時何分を指しているか当てるクイズ。

 

 

有名人シャウト

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ラインシャウト

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最終更新:2016年03月22日 22:36