【考察】マジカルバナナ

「マジカルバナナ」とは、4拍子のリズムに乗りながら、前の人の答えた言葉から連想する言葉を答えていくクイズ。1995年4月6日放送の大マジカル頭脳パワー!!で初登場。当時番組が高視聴率を獲得し続けていた絶頂期で、そのシンプルなルールといつでもどこでもできる手軽さから学校の休み時間や合コンのパーティーゲームなどでも遊ばれブームとなり、番組最大のヒットクイズとなった。

番組が終了して15年以上経過した現在でもこのゲームのみが独り歩きし、『マジカル頭脳パワー!!』という番組そのものを知らない世代の方にも「マジカルバナナ」というゲームの名前や基本的な遊び方は知られているようである。

 
基本ルール

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クイズの流れ

  1. 司会者から「♪マジカル○○○」とお題の言葉が出てゲームスタート。
    ※お題の言葉(○○○に入る言葉)は、「バナナ」でなくても名詞であれば何でも構わない。
  2. パネラーは1人ずつ順番に「♪○○○といったら×××」という形で声に出して、直前の人の答えた言葉から連想する言葉を答えていく。
  3. ただし、以下の項目のいずれかに該当する答えをしたパネラーはその時点でアウト(失格)となり、それ以降ゲーム終了まで解答することはできない。

    アウトとなる場合
    ・リズムに乗れなかった
    ・連想とは言えない答えをしてしまった
    ・答えられず連想できなかった
    ・ゲーム中に1度出た言葉と同じ言葉を答えた
    ・直前の人の答えた言葉と同じ言葉を使っている (例:「貯金」といったら「貯金箱」)
    ・文章になっている/2つ以上の単語が含まれている (例:「バナナ」といったら「皮をむく」)
    ・(禁)ワードに入っている言葉を答えた
     
  4. 失格者が出たら、その前のパネラーが失格者が出る前に言った答えをもう一度繰り返してゲーム再開。
  5. 1人が残るまでゲームを続け、勝ち残ったパネラーには100点、2位のパネラーには50点が加算される。
     

【上級テクニック】同音異義語を使いこなせ!

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【魅力POINT】連想も人それぞれ、判定も人それぞれ。

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 小ネタDATA 勝ち残り回数No.1は・・・所ジョージさんの11回

9年間の放送の中で「マジカルバナナ」は約2年の間で81ゲーム行われた(90分スペシャル・大マジカル頭脳パワー!!で行われた「スペシャルバナナ」も含む)。
勝ち残り回数1位の所ジョージさんは、マジカルバナナが登場して間もない頃は勝ち残るケースが多かったが、登場からおよそ7か月後の1995年11月の放送を最後に1996年放送では1度も勝ち残っていない。
ちなみに勝ち残り回数2位は加藤紀子さんの9回、3位は風見しんごさんの8回(スペシャルで行われたものは個人戦形式の回のみカウント)。

 

 小ネタDATA (禁)ワード登場回数No.1は・・・「しろい」の5回
※大マジカル頭脳パワー!!・90分スペシャル・スーパークイズスペシャルのデータも含む(2001年のスペシャルは含まない)

放送の中で失格者が出た(禁)ワードの数は全部で29単語。ちなみに2位は「ごはん」の3回、3位は「いと」「かける」「あたま」「プレゼント」「とぶ」「かく」「あかい」がそれぞれ2回。ベスト3は名詞・動詞・形容詞がバランスよくランクインした。

(禁)ワードによるアウト回数が最も多かったパネラーは風見しんごさんの8回、2位は加藤紀子さんの7回、3位は所ジョージさんと清水圭さんの3回と勝ち残り回数の多いパネラーが上位を占めた。ちなみに加藤さんはアウトになった7回中4回は1巡目でアウトになっている。

 

 考 察 答えの幅を広げた、「といったら」というつなぎ方

『マジカルバナナ』は、大正時代からあったといわれる「白いはうさぎ、うさぎは跳ねる、はねるはカエル・・・」という遊び歌が元になっている。地域によってこの遊び歌の名前はいろいろ異なるようだが、「♪マジカルバナナ」という出だしのリズムから考えると『いろはに金平糖』という遊び歌から来ていると思われる。

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 考 察 ヒットクイズになったのは男性アイドルグループのおかげ!?

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 考 察 さまざまな発展形が出たものの・・・

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最終更新:2016年02月24日 03:52