「マジカルバナナ」とは、4拍子のリズムに乗りながら、前の人の答えた言葉から連想する言葉を答えていくクイズ。1995年4月6日放送の大マジカル頭脳パワー!!で初登場。当時番組が高視聴率を獲得し続けていた絶頂期で、そのシンプルなルールといつでもどこでもできる手軽さから学校の休み時間や合コンのパーティーゲームなどでも遊ばれブームとなり、番組最大のヒットクイズとなった。
番組が終了して15年以上経過した現在でもこのゲームのみが独り歩きし、『マジカル頭脳パワー!!』という番組そのものを知らない世代の方にも「マジカルバナナ」というゲームの名前や基本的な遊び方は知られているようである。
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9年間の放送の中で「マジカルバナナ」は約2年の間で81ゲーム行われた(90分スペシャル・大マジカル頭脳パワー!!で行われた「スペシャルバナナ」も含む)。
勝ち残り回数1位の所ジョージさんは、マジカルバナナが登場して間もない頃は勝ち残るケースが多かったが、登場からおよそ7か月後の1995年11月の放送を最後に1996年放送では1度も勝ち残っていない。
ちなみに勝ち残り回数2位は加藤紀子さんの9回、3位は風見しんごさんの8回(スペシャルで行われたものは個人戦形式の回のみカウント)。
放送の中で失格者が出た(禁)ワードの数は全部で29単語。ちなみに2位は「ごはん」の3回、3位は「いと」「かける」「あたま」「プレゼント」「とぶ」「かく」「あかい」がそれぞれ2回。ベスト3は名詞・動詞・形容詞がバランスよくランクインした。
(禁)ワードによるアウト回数が最も多かったパネラーは風見しんごさんの8回、2位は加藤紀子さんの7回、3位は所ジョージさんと清水圭さんの3回と勝ち残り回数の多いパネラーが上位を占めた。ちなみに加藤さんはアウトになった7回中4回は1巡目でアウトになっている。
『マジカルバナナ』は、大正時代からあったといわれる「白いはうさぎ、うさぎは跳ねる、はねるはカエル・・・」という遊び歌が元になっている。地域によってこの遊び歌の名前はいろいろ異なるようだが、「♪マジカルバナナ」という出だしのリズムから考えると『いろはに金平糖』という遊び歌から来ていると思われる。
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