出題コンセプト
メインコンセプト
- 「その業界で知られているか」
- 「当日わからなくても、後で目にしたときに“あっ”と言えるか」
- 「”そんな世界・業界もあるんだ!””その世界・業界ではそんなことが常識なんだ!”と思わせることができるか」
☆「問題集に載っているから出す」「○○の前フリだから出す」「この傾向がよく出るから出す」という理由では出題しません。
ただし、「問題集に載った問題を回避する」わけではなく、上記のコンセプトに相応しい問題であれば、問題集にすでに収録された問題でも出すことはありえます。
(基準が「問題集に載っているから」ということではなく、あくまで上記コンセプトに相応しいから出題する、ということです)
サブコンセプト
(1) ジャンル=極力幅広く
「物知り」といわれるのに相応しいのは、知識「量」だけではなく、「幅広さ」にあると考えています。
あらゆる意味で「幅広い」問題を出題します。
(2) 難易度=その業界にいる人とっては「当然知っている」、クイズ的には「激易~激難」
その業界にいる人には「当然知っている」知識を出題しますが、「クイズとしての難易度」としては当然幅が出ます。その業界の人にとっては「当然」でも、業界外からすればそうとは限らないですし、これまでクイズに出ていなかった可能性もあるからです。
そのため、「わからない」問題が続く可能性もあるかと思いますが、「わからない、けど面白い」と感じて頂けるような出題を心掛けます。
また、一部は「答えが出ることを狙った」問題も出題します。
(3) 文章構造=1フリつけた問題中心、ただし短文もあり
- ベースとなるのは、80-120字前後、1フリつけた問題が中心です(abcと賢押杯の中間くらい)。
- ただ、知識についてシンプルに聞くような、60字以下の短文も出題します。
(4) 期待するリアクション=「へー」や笑いも、反応が薄い問題も。
その場で「へー」と感心できるような問題、思わず笑いが起きる問題も出題します。
しかし、その場では何のことかよくわからないような問題、多くの人からすれば縁の遠い問題も、「幅広さ」というコンセプトの達成のために出題します。
ただ、「理解しにくい・リアクションしにくい」分野・傾向の問題についても、日常生活に寄せたような切り口で出題したり、解説などで興味を持っていただくような試みをいたします。
問題準備の流れ
「問題収集プロセス」と「問題選定プロセス」の2つのプロセスからなります。
「問題収集プロセス」で、「幅の広い、多くの人数が、少しずつ問題を出す(10~30問)」仕組みで問題を集めます。
そうやって集めた問題を、「問題選定プロセス」で、問題Aスタッフにより「競技」として納得性ある問題群として調整します。
<問題収集プロセス>
- 極力幅広い層から問題作成者を公募します。あわせてこちらからも声をおかけします。
- 「クイズに慣れた、少数のエキスパートが、大量の問題を作成する」のではなく、「幅の広い、多くの人数が、少しずつ問題を出す(1~30問)」仕組みにします。 そのことで、既存のクイズの枠に捉われない「幅広い問題」を集めます。
- 一人当たりの作成問題数を絞るかわり、一人一人の問題作成者には、上記の「出題コンセプト」に沿った形の問題を出題いただきます。
- 詳細はエントリー後にあらためてご連絡致します。
<問題選定プロセス> (具体的なプロセスについては4-3.問題選定フロー参照)
- 特に今大会の選定は、「既存の競技クイズ」と違った価値観が必要となるため、少数では困難と思われます。そのため、合議制を導入します。
- 選定メンバーは、基本的には立候補をベースとします。「やる気のある人」「このプロジェクトに賛同いただける人」に加わっていただければ幸いです。
【その他、留意点】
- 幅広い問題とはいえ、スルー続出では楽しみを感じにくいため、「どの参加者も、1セット1割はわかる」レベルに調整します。
- 複数地区で開催するので、ローカル問題は出題しません。一方、基本同日開催なので、時事は出す可能性があります。
最終更新:2015年04月12日 20:57