●ヒロイックメモリ
USBメモリのような外観をしているサイバーウェア。
皮膚に端子部分を接触させると、メモリ内部に魔術的に封じられた『神話や概念の力』を得ることが出来る。
A、B、C、そしてEXのランクがあり、Aに近づくほど強い力を発揮できる。EXランクは所謂プロトタイプであり、特別な力を有する。
外付けのサイバーウェアとでも言うべき特殊な装置であり、生身でも自在に脱着が可能。
現在、トーキョーを利用してスペリオールズが実験をしているサイバーウェア。


●キュマイラメモリ
第一話で路地譲治が使用したヒロイックメモリ。使用することで、ギリシャ神話の怪物『キュマイラ』の力を得る。
実験のために、使用すると理性を失うよう設定されたメモリであり、Cランクのメモリながら強力な力を誇る。
使用者は伝説の獣、キュマイラを模した姿に変貌する。


●キャンサーメモリ
第一話でスペリオールズ構成員が使用したヒロイックメモリ。『蟹座』の力を得る。
Cランクメモリの中でも戦闘能力は低い部類。使用者は大きな鋏と硬い甲羅を有する。


●スコーピオンメモリ
第一話でスペリオールズ構成員が使用したヒロイックメモリ。『蠍座』の力を得る。
Cランクメモリの中でも、安定して高い性能を有する。
使用者は甲殻に覆われ、猛毒を得る。


●カムランの義手
古めかしい外観のサイバーウェア。
一見してアンティーク色の強い義手に見えるが、中には聖遺物が埋め込まれている。
カムランにこれを装着したのはカーライル・コーポレーションの秘密部署である。


●サラマンダーメモリ
第二話でワシリーサが使用したヒロイックメモリ。火の精霊『サラマンダー』の力を得る。
Cランクメモリでは強力な部類のメモリであり、装着者は炎を操る力を得る。
元から自然発火能力を持つワシリーサとの相性は特に良く、Bランクメモリの所持者である
アレクセイに迫る力を発揮した。


●ピグマリオンメモリ
第二話でアレクセイが使用したヒロイックメモリ。ギリシア神話の登場人物『ピグマリオン』
の力を得る。
Bランクメモリではあるものの、『無機物を石像に変化させて操る』という、非常に限定的な
能力しか発揮しない。
器物共感能力を持つアレクセイが所持し、深桜に抵抗するものの、深桜の猛攻と幻術の前に
敗れた。


●ロストドライバー
第二話に登場した、ナスターシャのアタッシュケースの中身。
ベルト型のツールであり、ヒロイックメモリを皮膚に接触させる事なく使用する。
バックルにあたる部分にスロットがあり、メモリをスロットに装着することで効果を発揮する。
現在、このツールが人体やヒロイックメモリに与える影響は不明。


●ジョーカーメモリ
第二話に登場。ナスターシャのアタッシュケースの中に、ロストドライバーと共に隠されていたメモリ。
EXランクのメモリであり、所謂試作品。『切り札』の力を得る。
使用者の精神状態と、その場の状況によって能力が変化する不安定なメモリ。
仗助がこれを装着。変身し、スペリオールズ:ヘラクレスと互角の戦いを繰り広げた。


●サイクロンメモリ
第二話に登場。ナスターシャのアタッシュケースの中に、ロストドライバーと共に隠されていたメモリ。
EXランクのメモリであり、『旋風』の力を得る。
風を操るのは勿論、『旋風(センセーション)』の概念までも内包している。それゆえ、ごく近しい者であれば
対象のテンションや精神状態を操作することも可能。
カムランがこれを装着し、追い風を作って仗助をスペリオールズ:ヘラクレスの下まで運ぶという力技を見せた。
最終更新:2019年02月07日 22:37