アドベンチャー編の狂ったエネミーを相手に
精神衛生上好ましい立ち回りをするための参考にしていただければと思います。


(I)状態復帰、対軍存在はほぼ標準装備
部隊を率いていないエネミーが部隊崩壊することは無いと考えてください。
また、通常のBSは大抵状態復帰で消されます。

勿論状態復帰を持たず、BSに耐性が無いエネミーも存在します。
しかし、その手のエネミーはBSの数だけ火力や防御が大幅に増加する特技等を持っている場合があります。
耐性が無いからと言ってエネミーをBS漬けにすると逆に窮地に陥るかもしれません。


(II)体内属性攻撃に対するカウンター
体内属性の防御は限りなく0に近い数値のエネミーが大多数ですが、
体内属性の攻撃ダメージを受けると何らかのカウンターをしてくる、或いは能力が強化されるエネミーが頻出します。
ダメージを蓄積する手段として体内属性攻撃は最も効率が良い手段ですが、
中には体内属性に対してほぼ即死に近いカウンターを仕掛けてくるエネミーもいますので、
パーティを編成する際は体内属性以外の属性も用意しておくと安心できます。


(III)ボス特技《スタンドアロン》
エネミーがラスト1体(巨大モンスターの場合はラスト1部位)になると《スタンドアロン》が発動します。
効果は以下の通りです

《スタンドアロン》
常時,自身
味方が自分のみ、或いは自分以外瀕死or死亡の場合、以下の効果が適用される。
全ての防御力が2倍になる。
命中判定+10する。
DR+[100+10D]する。
リアクション値+10する。

通称発狂状態です。
歪みや核、ボスのスタンドアロン所持率はほぼ100%と考えて貰って構いません。
安易にボスの取り巻きから倒してしまうと、ボスの能力如何によっては手が付けられない状態になる可能性があります。

場合によっては取り巻きを残して先にボスを狙う、全ての部位を同時に撃破する等の戦法も考えられます。
ボスの火力や特技等、少し様子を見た上で最善の戦法を判断してください。
万一、撃破順を見誤ってしまった場合は、先に撃破したエネミーの瀕死状態を回復させて
スタンドアロンを無効にする事も視野に入るかもしれません。

ごく一部の凶悪なボスは《スタンドアロン》の上位特技を持っている場合があります。


(IV)複数回行動のパターン
エネミーが複数回行動する手段として以下のパターンが考えられます。

A.《追加行動》の発動
行動終了後、カウントを1にして未行動になるおなじみの特技です。

B.《デュアルアクト》の発動
行動終了後、カウントを-10して未行動になる特技です。
エネミーによっては更に追加行動を発動したり、派生特技を使用したりする場合があります。

C.特定の行動に対するカウンター
体内属性のダメージを受ける、魔法やアイテムを使用する、一定量以上のダメージを受けるなど、
特定の行動に反応して未行動になる場合があります。


(V)エネミー特技《カバーカット》
効果は以下の通りです。

《カバーカット》
効果参照,単体,5sq
カバーリングが宣言された場合に発動。
カバーリングを無効にする。
この特技はカバーリング使用者が天運を2支払うことで無効になる。
ラウンド1

この特技や一度のメインプロセスに2回以上攻撃された場合に備えて
カバーリング可能なキャラをを複数用意するのは決して過剰防御ではありません。

カバーカット持ちエネミーの出現率は100%ではありませんが、
2枚盾の布陣を敷くことで、重要な局面で盾が機能しない最悪のパターンを防ぐことができます。
盾が1枚の場合は、盾或いは盾に譲渡可能な天運を常に2以上残しておくと安心できます。


(VI)エネミー特技《対範囲攻撃戦術》
効果は以下の通りです。

《対範囲攻撃戦術》
効果参照,自身
巨体を取得している場合のみ有効。
複数の部位が同時にダメージを受けた場合、ダメージの適用を任意の部位1つに変更する。
ラウンド1

巨大エネミーはほぼ100%に近い確率でこの特技を持っています。
その為範囲攻撃可能なキャラクターが複数いれば効率良くダメージを与えることができます。

この特技については、様々な派生・上位特技が存在します。
今後のセッションで出てくるかと思います。

稀にこの特技を持っていない巨大エネミーが出現しますが、その場合は十分警戒してください。


(VII)要注意エネミー
アドベンチャー編に於いて、以下のエネミーに出会った場合は要注意です。

A.《テリブルスパイダー》系統
通称蜘蛛。1sq移動する毎にHPに大ダメージを与える特殊フィールドを作り、
強制移動の特技で攻撃以外でも一気に瀕死に追い込んできます。
最大の強みは巨大エネミーでない点で、後述のエネミーよりダメージの蓄積がし辛いです。
必ず子蜘蛛をお供に出現し、子蜘蛛達も強力な支援、妨害をしてきます。
蜘蛛に出会ってしまったら、戦いを避けた方が無難かもしれません。

B.《リヴァイアサン》系統
セットアップで強烈な全体攻撃を仕掛けてきます。
また、クリンナップで撤退を封じてくるので、戦いを選択した場合は覚悟を決めましょう。

C.《バハムート》系統
上記の二種ほどえげつない戦法は取りませんが、多彩な全体攻撃を仕掛けてきます。
範囲攻撃に対する防御手段が弱い編成の場合、最悪キャラロストが現実味を帯びます。
相手にする場合はありったけのスパコンと城塞の印系特技を持って迎え討ちましょう。
最終更新:2016年11月20日 11:06