●総力戦について
クリア時のキャラ成長でCLが5の倍数になるセッションは通称"総力戦"と呼ばれます。
これは通常のセッションと異なり、PLは持ちキャラをGMが指定した人数まで参加させることが可能になる特殊なものです。

(1)総力戦の特徴
大抵はパーティが分断される形になります。
地下遺跡の様に複数のパーティで広大な魔境を攻略する、ミスタリア攻城戦の様に1つのパーティが足止めとして時間を稼ぎ、
その間に別パーティは進軍するなど、シチュエーションは様々です。

また、PC,NPC共に多くのキャラが参戦・登場するので、普段のセッションでは中々顔を合わせることが無い
キャラクターの因縁を入手できることも大きなメリットです。

尚、アーティファクトの最大所持数は総力戦に於いて無視できるものとします。

(2)総力戦の特殊な戦闘ルール
1つのパーティに人数が何人いても、戦闘に同時に参加できる人数はGMが指定した人数までとなります。
大抵は3~5人で、戦闘に参加していないキャラクターは"控え"と呼びます。
クリンナッププロセス終了時に、戦闘に参加しているキャラと控えのキャラを入れ替える事が可能です。
なお、NPCがPCサイドとして戦闘に参加させるキャラの数はやむを得ない事情が無い限り、原則最大で2人(従属体はカウントしない)までとなります。

また、天運2は全てのキャラが3点所持し、譲渡は誓いを無視して任意に行えるものとします。

(3)総力戦のエネミー
クリンナップ時のメンバー入れ替えが可能である点から、
総力戦に登場するエネミーは通常のセッションの物とは比較にならないほど強力なものです。
目安としては、PCのCL+5~10を想定したエネミーが決戦に登場します。
道中の雑魚や中ボスも通常セッションの決戦エネミーと同等、或いはそれ以上の強さであることが多いです。

(4)総力戦のパーティ編成
パーティ編成はPLに一任します。GMからは特に干渉しません。

ポイントとしては、攻撃よりもまず回復と防御をしっかり固める事を強くお勧めします。
火力だけで強引に押し切れるエネミーは総力戦にはあまり出てきません。

多少極端な例を挙げるならば、2枚盾、2枚HL、1アタッカーの布陣は決して過剰防衛ではありません。
それ故、総力戦に於いて純アタッカーは極めて高い性能が要求されることになります。

以下に、パーティ編成時に注意しておきたい主な項目を並べておきます
1.盾キャラの性能・人数は十分か(範囲攻撃も処理可能か)
2.回復に回れるキャラの性能・人数は十分か(特に瀕死レベル3を回復できるか)
3.菖蒲の錬成魔法使いはいるか
4.スパコンは可能な限り積んだか
5.バッドステータス対策はできているか
6.純アタッカーの性能は申し分ないか(複数攻撃も可能か)
7.攻撃のダメージ属性は偏っていないか
8.MPや士気の回復手段は十分か
9.ロードかアーティストが含まれているか
10.不測の事態に備えてメリー・サヤ先生はいるか


NPCによるパーティ編成例(Wikiに未掲載のCL24データ)
ミランダ(複数攻撃持ち主砲・菖蒲の錬成魔法使い・MP回復)
ジェイン(メイン盾・範囲攻撃対応)
ジェニス(メインHL・HP,MP,瀕死3,BS,士気回復・つくね)
ルミナス(サブ盾,攻撃&回復にも回れる柔軟剤,体内以外の3属性を使い分けて攻撃可能・スパコン・MP回復)
エイリン(サブAT,サブHL,スパコン)

1.ミランダ
味方の全面的協力があれば瞬間到達火力が1,000~1,200程度出るNPC内で随一の性能を誇るアタッカーです。
恒常火力は370~420程度。n体同時攻撃なので、味方を巻き込む心配をせずに高い火力で攻撃が可能です。
基本は体内属性のブリザードで攻撃しますが、敵の体内属性カウンターが強烈な場合は
エレメンタルストライク等体内以外の属性にシフトできる器用さもセールスポイントです。

また、エレメンタルシールドⅡで全属性のダメージを80~90程度軽減可能であり、
盾や回復の負担を大幅に軽減できます。

菖蒲の魔境探索セットも完全装備しており、あまりにもえげつない罠はLV3のパワーワードで強引に突破します。
MPは400近く確保はしていますが、消費や魔法による最大MPの減少が尋常ではないので
常に切らさないように自前のポーションだけでなく、味方の力を借りる場面も考えられます。

2.ジェイン
範囲攻撃処理班第一責任者。
まともに通せば全滅確定の攻撃を城塞の印で凌ぐのが主な役割になります。
最大13sqのカバー射程も特徴で、思わぬ強制移動や、単騎で突っ込んだ味方のケアも可能です。
一応自身も命中がクリティカルすれば250~280程度の衝撃属性攻撃が可能です。
体内属性で殴ると危険な敵に対してサブアタッカーとしても運用します。

3.ジェニス
大正義ランツクネヒト持ち。
HP全体回復・MP回復・士気回復・BS解除・ダメージブースト・ダメージ軽減・瀕死3解除・未行動化・特技使用回数回復
神力の印と増幅の印で味方のDRに+60~70程度は見込めるので、平均火力もゴリっと上がります。
回復と支援全振り

4.ルミナス
2枚目の盾で、スパコン持ち。
多重積層魔法壁をフルに活用すればジェインを超える防御力になります。
従属体を従えているので手数も増えます。
自身も体内以外の3属性で攻撃が可能だったり、キュアライト4連で回復もできたりする柔軟剤です。
基本は盾と回復をメインに動きますが、後述のエイリンが回復に回る場合、スイッチでこちらが攻撃を担当します。
MPがみるみる溶けるので自前のポーションで自給自足します。

5.エイリン
サブアタッカー兼サブヒーラー兼スパコン持ち。
恒常火力は320~370程度の単体攻撃です。
1Rに必ず2回動ける回避型なので、アクセルナーヴで急加速しつつ多少強引に攻め込む事もあります。
攻撃に必ず体内属性が含まれるので、体内属性で殴ると危険な敵が相手の場合は
攻撃をルミナス達に任せて、ヒーラーにスイッチします。キュアライト4連で400程度の回復は見込めます。
キュアライト4連を1Rに2回行える上、BS解除も可能なのでヒーラーとしても活躍が見込めます。
エイリンがヒーラーに回ることでジェニスが再動の印を使用する隙が出来るかもしれません。




















































































































































































































































































全く意識してませんでしたが気が付いたらほぼロリで埋まっていました。
最終更新:2017年02月02日 20:13