ユニオン編におけるオリジナルシステム『ユニオンアタック』と『加護』について記載します。
上手く使えば戦闘を有利に進める事ができるのは勿論、エンディングにも大きく関わります。

ユニオンアタック
●概要
イニシアチブにおけるPC2名による連携攻撃です。
ユニオンアタックは2Prを代償に、パートナー1名を指定して発動します。
プラーナの支払いはユニオンアタックを宣言したPCのみとなります。
ユニオンアタック判定を行なったキャラクターは成否に関わらず行動終了となります。

●成功判定
参加する2名はユニオンアタック成功判定を行ないます。
それぞれ2d6を降り、達成値の合計が13以上であればユニオンアタック成功となります。
ユニオンアタックの成功判定においてプラーナによるリトライ・F潰しは認めますが、追加ダイス・出目変更は認めません。
いかなる特殊能力による達成値・出目への介入も同様に認めません。
ユニオンアタック宣言者は、ジャッジ後プラーナを追加で1支払うごとに達成値を2上昇させることができます。
ユニオンアタック成功判定を行えるのは各キャラシーン1回までです。

●DRの算出
成功判定をクリア後は、2名が即座にメインプロセスを行ないます。
このメインプロセスでは命中判定を行ないません。
攻撃の射程は場面、対象は2名の内範囲がより広い方が優先されます。
また、ダメージ属性は2名のダメージ属性両方を適用します。
例えば、対象単体に対する白兵武器の火属性攻撃と、
対象範囲選択の魔法攻撃による風属性魔法攻撃のユニオンアタックであれば、
射程場面選択、対象範囲選択、火&風属性の攻撃となります。
2名がDRの達成値を算出したら、その数値を合計し、更に2倍にした数値がユニオンアタックにおけるDR達成値となります。

また、ユニオンアタックは物理ダメージでも魔法ダメージでもありません。
リアクション側は防御・魔防の内数値が低い方を適用してリアクションします。

●追加効果
ユニオンアタックによりダメージを受けたキャラクターはそのダメージ属性によりBS・特殊効果を受けます。

火:狼狽
地:放心
水:邪毒(2名のCL合計*2)
風:マヒ
冥:重圧
天:シーン中全ジャッジ-3
虚:行動カウントが1以上の場合1にする
属性無し:ラウンド中単体を対象にした攻撃しか行なえない

●浄化の力
侵魔化したキャラがユニオンアタックによるダメージを受けた場合、HPが0になると侵魔化が解け、元の姿に戻ります。
ユニオンアタックによる攻撃範囲の決定システムを応用すればより多くの人を助けられるかもしれません。


加護
主に"試練神殿"をクリアすると解放される能力です。
現在は以下の加護が解放されています。

●加護:スタイン
1.それぞれのPCはHPが0以下になった時、1度だけ1d6を振れる。
 出目が5以上であれば戦闘不能を解除し、HPを【意思】と同じ値まで回復する。

2.PL全員の同意があれば、シナリオ中1回だけPC全員のPrを2点回復する。

●加護:リディア
それぞれのPCは1度だけHP・MPが何らかの手段で回復する場合回復量を倍にする。

●加護:アリシア
あらゆる代償及びPrの使用を同意した他のキャラクターが肩代わりできる。シナリオ3回まで

●加護:マーテル
1.PCが全員戦闘不能でない
2.ユニオンアタックを成功させたPCが4名以上
3.全員が2Pr以上Prを残している
4.戦闘開始から3R経過している
5.PCが全員未行動である

以上の条件を全て満たしている場合のみ発動可能。
全PCは即座に2Prを失い、メインプロセスを行なう。
このメインプロセスでは必ず攻撃を行なわなければならず、複数回攻撃可能になる特技は使用できない。
攻撃の対象は場面選択となり、射程を無視して攻撃できる。
このメインプロセスでは命中判定は行なわず、攻撃は自動的に命中する。
ダメージロール達成値は全員の値を合計し、更に人数倍した数値となる。
1シナリオに1回まで。
最終更新:2015年08月13日 19:23