疑惑③ ヤジ問題は事前に仕組まれていたのではないか

2014年(平成26年)6月18日午前
この日の東京都議会の本会議にて、みんなの党Tokyo所属の塩村文夏都議(世田谷区選出)が
一般質問で受動喫煙問題、動物愛護問題、晩婚化対策に関する内容などの質問を行いました。
この質問の最中に「早く結婚した方がいい」など、性差別とも受け取れるヤジが複数、
質問中の塩村都議へと投げかけられた事が問題化
することとなります。
Youtube「東京都議会 塩村あやか議員の質疑中に野次 フルバージョン」

都議会での質問以降の流れについては、以下のサイトで非常に詳しく纏められています。

参考「反日はどこからくるの」塩村文夏都議やじ騒動2 見切り発車の署名
http://blog.livedoor.jp/aryasarasvati/archives/38851020.html


こちらのサイトを参考に、補足をしながら流れを順に追っていきます。

 

都議会の議場演壇にいた塩村都議は、途中でだんだんと涙声となるも
中途であった一般質問を続け、原稿を最後まで朗読します。

質問後に議場の自分の席へと戻った塩村都議は、
着席すると席でさめざめと泣きだしてしまいます。


この時、塩村都議の隣の席であった
都議会結いと維新・田中朝子都議が「何の事で泣いているの?」と聞くと
塩村都議は「結婚した方がいい」と言われた事だと答えた、との事です。

参考 田中朝子公式活動ブログ「都議会本会議での野次問題」
http://www.tanakaasako.com/blog/entry1253.html


まず質問当日の18日の夜、21時~23時頃には、
塩村都議や、所属のみんなの党Tokyoの都議らが、ヤジの件をブログやTwitterで発信。

そして18日の23時44分に毎日新聞がWebでヤジの件をニュース発信したのを皮切りに、
新聞、そしてテレビなど、報道メディアも次々と
翌19日にかけてヤジ問題についてのニュースを流します。

この時点での報道内容は、
・塩村都議は、妊娠・出産・不妊など「女性への支援」について一般質問を行っていた
・「早く結婚しろ」「産めないのか」といった内容のヤジが飛んだ(ヤジ内容は各社多少の違いあり)
・ヤジの内容は「セクハラ」である
・ヤジは自民党都議が座る方向から聞こえたのではないか(確定情報は無し)

 

■19日正午 Change.orgで"自民党都議連宛て"の署名開始時刻


http://www.twitlonger.com/show/n_1s27aj6
19日のうちに、塩村都議がFacebookにて署名活動への謝意を表明



19日午後
みんなの党Tokyoがヤジについて「セクハラや個人攻撃に当たるとして、
発言者を特定し注意するよう議会運営委員会に申し入れる
」と明らかに。

都議会で囲まれた記者団に対して塩村都議は、
「つらい不妊治療を抱えた女性のことを思い出して悔しくて朝5時ぐらいまで眠れなかった」
「議員としてアウトだと思います。ただ、問題認識を持って一言
『不適切だった』と言ってくれればいいのに、まだ何もない」
「人格を否定するようなやじはやめてほしい」

などとコメントをしています。
Youtube「セクハラやじを受けた塩村文夏都議会見=みんなの党、再発防止を求める」
参考「日刊スポーツ.com」塩村都議、やじに「悔しくて眠れなかった」
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20140619-1320484.html

ヤジについては、みんなの党Tokyoの両角穣幹事長が
「ヤジは複数の男性」「自民党の都議が座る席の付近から上がった」とコメントするなど、
複数の議会関係者が「自民党エリアから聞こえた」と話しています。
参考「SankeiBiz」恥ずかしい…塩村文夏都議にやじ 「早く結婚しろ」「産めないのか」
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/140619/cpb1406192000004-n1.htm

 

この19日午後の囲み取材時点では
・ヤジは自民党エリアから聞こえた(確定情報は無し)

 

6月20日 9時00分
塩村都議が都議会に対して、ヤジ行為に及んだ議員に対する
「発言者の特定」「発言者の処分」「再発防止策」を求めて
地方自治法第133条に基づいて申し入れ書を吉野利明都議会議長宛に提出

(左写真・薬師寺女性局長と共に申し入れ書を都議会に提出する塩村都議)

6月20日 12時すぎ
塩村都議の申し入れに対して都議会から「受理ができない」との回答
理由としては、「被処分要求義務の氏名の記載がない。
処分要求書としての要件が不十分であり、その後の手続きを進めることができない」とのこと。


6月20日 15時00分
みんなの党にて浅尾慶一郎代表が記者会見。
塩村都議も、薬師寺道代参議院議員(みんなの党女性局長)同席にて会見を行っています。

薬師寺女性局長が、みんなの党女性局として、都議会議長宛てに申し入れを行ったことを明らかに。
内容は、ヤジの発言者の特定、そして処分、再発防止策の表明とのことです。

続いて塩村都議が発言。
ヤジの内容は「早く結婚しろ」であるとか「子どもが産めないのか」といった内容であること、
ヤジ行為に及んだ議員の処分を要求する申し入れ書を吉野議長宛に提出したものの
昼過ぎに都議会からの回答があり、ヤジを発した議員の氏名が無いと受理ができない、
との回答があったことを明らかにしています。

次に浅尾みんなの党代表がマイクを取り、
ヤジの主に関して特定をする為に声紋鑑定も辞さない事、
すでにみんなの党側では
「都議会のみんなの党の中で既に声紋解析を行うことが出来る業者を特定」しているので
氏名の特定に繋げたいとコメントをしています。

また記者とのやり取りでは
━━:塩村さんに確認なんですが、方角的には自民党会派の方からヤジが聞こえたということでよろしいでしょうか?
塩村:そうですね。

とのやりとりがあり、塩村都議の口から初めて「ヤジの主は自民党席から」と明らかにされています。

この会見の内容の詳細やり取りは以下をご参考に。
参考「ニコニコニュース」みんなの党、発言者特定に声紋分析を実施~セクハラヤジ問題で塩村都議が会見~
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1118430

「【セクハラ野次問題】1塩村あやか都議出席 みんなの党 記者会見【2014/6/20】」

ここまでで一旦整理すると、20日15時までの時点では

●ヤジの声は自民党席の方角から聞こえた。
※これは「声の方角」としてはこの時点ほぼ確定と見て良いと思います。(ただ個人特定までは至らない)

●18日本会議後に、両角みんなの党幹事長が吉原議院運営委員長に、ヤジについて抗議。
※これは、メディアによっては恣意的な報道があるので注意が必要です。
18日時点では、ヤジの発言者の個人特定はされていません。
この状態で両角幹事長が吉原「自民党幹事長」に抗議をすることは常識的にはありえません
なぜなら証拠もないのに「自民党が犯人だ」と決めつける事になりますから。
両角幹事長が抗議を行ったのは、都議会の運営を仕切る
「議院運営委員長」である吉原委員長に対してである、と考えるべきでしょう。
吉原「自民党幹事長」に抗議をした、と報道するのは「自民が犯人」と誘導する恣意的な意図を感じます。

塩村都議は19日午後の囲み取材の時点でも、犯人特定の発言はしていません。
両角幹事長が「ヤジは自民党席側から聞こえた」とコメントしているのは
この19日午後の取材に対してからです。

そして20日15時のみんなの党定例会見で、
塩村都議が、記者の質問に答えるという形で「ヤジは自民党席側から」と初めて明言しているのです。


ここで注意してほしいのが、Change.orgでの署名活動開始時刻。19日正午という時間です。
「塩村文夏都議やじ騒動2 見切り発車の署名」での分析では、
20日15時の塩村都議の発言を持って「ヤジ主は自民党(の議員の誰か)」が明らかになったとしています。
仮に両角幹事長のコメントを起点としても遡れるのは19日の午後まで。
それ以前には「自民側からヤジが聞こえた」という情報は報道されていませんから
一般の人々には分かるはずが無いのです。
つまり、19日正午(12時)の時点で
「ヤジの犯人」を「自民党議員」と決めつけて署名を募り始めるのは無理、となります。

あ、一つだけ19日正午に自民党の議員が犯人だ、と決められる方法がありました。
当日の都議会のヤジ現場に居て、発言した人間や周囲に居た議員、
もしくはその人たちから直接情報を得れば、報道より前におおよその犯人の特定は可能です。
つまり、19日正午に知っているのはインサイダーの人間ということですね。(註1)

 

6月20日 16時30分
Change.org "都議会における差別発言を許さない市民一同"にて
「42,580人分の署名」をプリントアウトしたもの(段ボール一箱分)を
都議会自民党政調会事務局に手渡す。
※署名開始時刻は、提出の28時間30分前。

 

6月23日 13時20分すぎ
東京都議会で塩村文夏議員が質問中に「早く結婚したほうがいいんじゃないか」などと
セクハラ的な内容の野次を浴びた問題で、
都議会自民党の吉原修幹事長が記者会見。
やじを飛ばしたのが同党所属の都議会議員・鈴木章浩議員であったことを公表しました。

Youtube「2014 06 23 吉原修(都議会自民党幹事長)記者会見『セクハラやじ問題』 」

6月23日 15時00分
鈴木章浩議員が18日の都議会でヤジを発言した件について、
謝罪の記者会見を行いました。


こちらは記者会見に先駆け、14時30分に行った
鈴木都議の塩村都議への謝罪の模様です

謝罪後の記者会見では鈴木都議は、
都議会自民党の会派を離脱すること、しかし都議は辞職しないこと、
飛ばしたヤジは「早く結婚したほうがいいんじゃないか」のみであり他のヤジは自分ではないこと
などを記者との質疑応答の中で明かにしています。

Youtube「セクハラやじ問題 鈴木章浩都議、塩村文夏都議に謝罪(14/06/23)
会見全文参考「logmi」『塩村議員に早く結婚して欲しかった』 鈴木章浩議員”セクハラヤジ問題”謝罪会見書き起こし
http://logmi.jp/15467
 

ここで整理をしておきたいと思います。
・まず、都議会では(国会や他の地方議会もそうですが)議員の質問にヤジが飛ぶのは日常の光景であること。
つまり、塩村議員の質問の時にもヤジの洗礼を受けることは容易に想像できた。
・タレント出身の女性である塩村議員に対するヤジが飛ぶとすると、
その内容が女性差別を想像させる内容になることも容易に想像できる。
・ヤジの飛ぶ場面を見たり経験した者ならば、
全てのヤジの内容や発言者を特定するのは難しいことが分かる、ということ。

以上のことは、普通に考えれば「事実である」と理解するのは難しくありません

ここで仮に、私が塩村議員をヒロイン化させブレイクさせようと仕組む人間だったとします。
塩村議員の質問にヤジが、それも高い確率でセクハラ的なヤジが飛ぶなら、
それを逆手にとってアピールしようとし、その準備をするでしょう。
また今回は「産めないのか」というヤジが決定的であるにも関わらず、発言者が特定されていません。
私がもし仕組むなら、どんなヤジが飛んだかをすべて特定するのは難しいのですから
先に自分に有利な内容のヤジを考えておいて、「こんなひどいヤジを受けました」と主張するでしょう。
幸い私は、そんな悪いことをまだしないで済んでいますが(笑)

 

6月24日 15時00分
塩村文夏都議が外国特派員協会で会見

塩村文夏都議が都議会で受けたヤジの問題について、
東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見を行い、海外プレスの前で講演をしました。

会見は一時間を超えるものですので、
ここではソース元を参考に、気になった発言をピックアップします。


「会議が終わりまして、控え室に戻ったときに、もしかしたらすぐに、
『あのときは申し訳なかった。大きな声で野次ってしまった』と、
該当する議員の方がいってくるのではないか……と思っておりました。
しかし、来たのは記者の方々で、そのときの状況を見ていて問題だと思い、
来てくれました。そして、翌日に新聞記事に載りました。

「今回、私はネットの力と新聞の力、両方感じました。
まず最初に伝えてくれたのは、都庁に来ている記者の方でした。
ほぼ同時期にTweetしたので、それを見た方が『新聞にもでているじゃないか』ということで、
同僚議員や私のTweetを拡散してくれました。そういう意味ではどちらか、ということではなくて、
両方の力が集まって、相乗効果を発揮して、
この隠された問題を世界にまで広げてくれたんだと思います。」

「やはり残念ながらあまり問題を大きくしたくないんだなぁというのは感じました。
犯人が見つからず、手続きができないのであれば結果的になかったことになると考えていたの
ではないか。二つ目の質問については、(安倍首相に)やはりコメントはいただきたいとは思っていますね。
首相は成長戦略として、女性の社会進出を掲げていますので、思うところはあると思いますし、
意見を聞いてみたいと私は思います。」

「目的は二度とあのようなことがないように変えていくことだと思っています。
そのために再発の防止。そのために取れる手段は一つずつとっていこうと思います。
まずはお一人勇気を持って名乗り出てくれました。ただ、一人ではなかったので、
今後も名乗り出てほしいですし、今ご指摘のあった名誉毀損、侮辱罪というような手段は排除はしませんが、
本当に最終手段だと思っています。」

「今後についてはまず東京都議会で、今後このようなことがないようにと思って
おります。今後法律などを変えるために国政へというのは考えていません。私は広島という地方
から出てきまして、東京に強いこだわりがあります。動物愛護に取り組んでいるのですが、
愛護センターというのは都が取り組んでいるので、その2点からも都議会で頑張って行きたいです。
また、私が所属しているみんなの党は国政と地方が近いので、地方の声をしっかりと
国政に生かしてくださると思うので、私はそこで頑張りたいと思います。」

「名乗り出た方は一人ですが、あの場で不規則発言をしたのはけっして一人ではなかった。
一人が名乗り出て、終わってはいけないと思いますし、再発防止を防ぐという点でも、
今後も名乗り出ていただきたいと思いますし、これを機会に首都東京の都議会が
変わっていくことを望んでおります。」
Youtube「塩村あやか会見@外国特派員協会6/24」

会見質疑内容参考
「BLOGS」「鈴木都議は勇気を持って名乗りでてくれた」「安倍首相のご意見も聞いてみたい」塩村都議が会見

http://blogos.com/article/89118/
「The Huffington Post」塩村文夏都議が外国特派員協会で会見 「他の人も名乗り出て」【 セクハラやじ】
http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/24/shiomura-ayaka_n_5524256.html

 

6月24日 19時00分
NHK「ニュース7」で、都議会のヤジ問題について報道。
警察への捜査協力の実績がある民間の音声鑑定の研究所「日本音響研究所」に
NHKが音声の解析を依頼した結果が放送されています。

要点としては、
・鈴木議員のやじの直後に別のヤジがあった。別の男性の声で「とりあえず結婚」と。
・日本音響研究所所長は分析結果から別の人物が発したといえると指摘した。

といった簡単な内容のみの報道でした。

参考「NHK NEWSweb」やじの音声分析 直後に別の男性の声も
https://web.archive.org/web/20140625044512/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140624/k10015465631000.html

 


6月26日
キャロライン・ケネディ駐日米大使が、塩村都議へ激励の手紙を投函。
消印が26日付とのことなので、投函は25~26日と見られます。

ケネディ大使の手紙の宛先は世田谷事務所。
塩村議員側では7月1日に、事務所ポストに手紙が届いているのに気付いたとのことです。
※この事務所はみんなの党の三谷英弘代議士の借りた事務所で、
塩村都議が共同で使用している事務所です。
手紙は27日前後には到着していると考えられることから、
およそ4日、事務所のポストに放置されていた事になります。
このことは、この事務所の使用頻度の低さを裏付ける状況である思います。

(左写真・事務所のポスト)

手紙の内容は、ケネディ大使直筆で、便箋一枚の裏表にしたためられていたとのことで、
「今回の出来事で日本人が態度を変えるターニングポイントになると信じています。」
「日本の女性政策などが変わればいい」
「女性としてリーダーシップを発揮して頑張ってください。支援します。」
といった事が書かれていたとされます。
(塩村都議は、手紙は私信なので直接の公開はせず)

手紙についてはみんなの党の水野賢一幹事長が7月2日の記者会見で公表し
存在が明らかとなりました。

 

6月27日
テレビ朝日で放送の報道ステーションが番組内で、
6月18日に都議会で塩村都議が浴びたヤジの件について検証。

番組では、18日の都議会を議場で取材していた
朝日新聞記者がICレコーダーにて録音
をしていた音声を入手。
番組で独自に解析を行ったとのことです。

番組の要点をまとめると、
・音声を東京サウンドプロダクションにて番組独自に検証。ヤジとしてあったのは
「自分が早く結婚した方がいいんじゃないか」
「自分が産んでから」
「頑張れよ」
「動揺しちゃったじゃねえか」
「先生の努力次第」
「やる気があればできる」
といったところであるという事。
・注目のヤジ「産めないのか」については確定ができず、
「産めないのか」「産まないのか」の判断が難しい様子。
(結局番組では「自分が産んでから」で統一)

Youtube「報ステ 都議会やじ 音声分析 」

 

さて、ここでまた少しまとめます。

18日に野次られて涙目になった塩村都議。この問題を、
「まず最初に伝えてくれたのは、都庁に来ている記者の方でした。」(前述「外国特派員協会」の項参照)
と述べています。


前述の報道ステーションでの報道でも
朝日新聞記者が「都庁担当」として18日の都議会を議場で取材し、
ICレコーダーで収録をしていた音声を番組が入手。
「ICレコーダーから判明した新たな野次は、議場で取材していた朝日新聞の記者が収録していたものだ」
はっきりと番組内でもナレーションされており、
また朝日系列の報道でも誇らしげに「朝日新聞とテレビ朝日が分析した」と明記してあります。
参考「朝日新聞デジタル」塩村文夏議員へのセクハラやじ 議場の音声分析「自分が産んでから」も
http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/27/sexual-harassment-ganbareyo_n_5538856.html

ちなみに報道ステーションのヤジ問題報道では
冒頭で、録音されたICレコーダーを再生する映像が出てきます。
(前述の「報道ステーション」の項の動画をご参照下さい)
この映像によると、レコーダーのデータの総録音時間は「1時間42分34秒」。
そしてヤジ部分の再生が始まるのが13分06秒くらいから。
ちなみに塩村都議の質問の持ち時間は11分です。
この朝日記者さん、どうやら塩村都議の質問以外は興味なかったみたいですね。


以下は週刊文春2014年7月3日号の記事「涙のヒロイン 塩村文夏『華麗なる履歴』」の抜粋です。

実は現在、塩村氏には別の交際相手がいるのだという。
「相手は朝日新聞社員のAさんです。Aさんは東大卒でJTB、読売新聞を経て朝日新聞に入社。
経済部で流通を担当した後、07年から今年3月まで『AERA』編集部に在籍していました。
塩村さんとは1年ほど前に動物愛護活動を通じて知り合ったそうです。
塩村さんは政策に『動物殺処分ゼロ』を掲げていて、熱心に活動されています。
Aさんも動物愛護問題に詳しく、関連した著書もあります。昨年の夏頃、
『週刊朝日』が塩村さんの政治資金について記事を書くため取材依頼したところ、
なぜかAさんが編集部に、記事を出すのをやめろと怒鳴りこんできた。
実際、記事は出ませんでした。今回塩村さんがやじを飛ばされた都議会でも、
彼女が初めて本会議の一般質問に立つということで、Aさんは記者席で傍聴していたそうです」(朝日新聞関係者)


そういえば、20日の記者会見で、みんなの党・浅尾代表がこんなコメントをしていました。
「(ヤジの主に関して特定をする為に、)そこまで詳しくは聞いておりませんが、
都議会のみんなの党の中で既に声紋解析を行うことが出来る業者を特定をしておりますので」

浅尾代表は国政の代表。都議会の細かいところは、党の都責任者にでも任せているでしょう。
私にはこのコメントは、
「私はよく知りませんが、みんなの党Tokyoの方でもう、音声分析できる業者がいるらしいですよ。」
と聞こえたんですが。
18日のヤジで、20日にはもうそこまで準備できてるとは非常に段取りが宜しいですね。
多分塩村都議のお知り合いにでも音声解析のツテがあるのかな?

でもしかし、今現在、党としては音声分析なんて全くしてない訳です。
こんなに迅速だったのに。朝日の記者さんとNHKしか音声解析出してないですねぇ。

 

まあ、ソースは他にも用意できますが、とりあえずはこのくらいで十分でしょう。
以上の話を総合すると、「文春の記事のAさん」は、
18日の都議会の現場に来ていて、塩村都議の質問を「狙って」録音していた。
そしてヤジ問題が起きると、即座に朝日系列のテレビ朝日を使って音声解析をし報道させた。
ついでにその記者さんは社内で
「俺は婚約者だ!」と怒鳴り込む人で、東大卒で…

お分かりですね。この記者さん、
朝日新聞の太田匡彦記者です。
いま並べただけでもこれだけ、ソースのある証拠が並んでます。
全部否定するのは、無理ですよね。

(左写真・太田匡彦記者)

 

 

さて、続いてChange.orgについてです。
前述の通り、本件(塩村ヤジ問題)では、
19日正午からChange.orgにて「自民党都議を糾弾」する署名活動がスタートしています。
そして20日夕方には「42,580人分の署名」を都議会自民党政調会事務局に手渡しています。

この署名が行われたChange.orgというのはどんなものなのでしょうか。
簡単に説明しますと、04年に米国で作られた署名サイトです。
なんでも「慈善活動や社会を変えるための様々なキャンペーンへのオンライン署名収集
および届け出を中心とした社会変革活動支援を業務に含む社会的企業、およびウェブサイト」だそうです。
詳しい概要はWikiをとりあえずご参照下さい。

参考「ウィキペディア」Change.org
http://ja.wikipedia.org/wiki/Change.org


最初に言うと、まずこの団体、名前からだましに掛かってます
「.org(ドット オーグ)」とは「非営利団体」が主に使うドメインです。
しかし、ちょっと「Change.org」と検索すればすぐに分かりますが、
この団体、説明にやたら「ビジネスモデル」とか営利な言葉が出てきます。
そうです。本当はバリバリの営利団体なのに「慈善事業です」みたいな顔をしてるという事です。

その「ビジネスモデル」を、とりあえずWikiより。
「ウェブサイトではアムネスティ・インターナショナルのような唱道団体による
現在進行中のスポンサードキャンペーンによって収益を生み出して、
また提携団体に向けてリストを作成するサービスを行なっている。」


つまり例えるならば、サイトで「まるでアドセンスのアフィリエイトのように」広告収入を得て、
ついでに署名でできた名簿を関連団体に流して儲ける
、ってことですかね。
実際、ググれば分かりますが、立ち上げた米国でも
「.org」を使ったり、名簿で儲けたり、といったところは批判の対象になってる様子です。

確認します。
Change.orgのビジネスモデルはキャンペーンによる広告収入です。
つまりユーザーが増えれば増えるほど収益が増すということです。
 


そしてこの「Change.org」の日本版が立ち上がったのが2012年。
ハリス鈴木絵美氏が中心となって日本版の活動を行ってます。

では朝日新聞系列「ハフィントンポスト日本版」でのハリス氏のご挨拶をどうぞ。

初めまして!Change.org日本代表のハリス鈴木絵美です。この度、ハフィントンポスト日本版に、
ブログ記事を提供できることになりました。これからよろしくお願いします!

初めましての方が多いと思うので自己紹介を少し。Change.orgは、
世界最大の署名プラットフォームで、2007年にアメリカで始まったサービスです。
2012年の夏にグローバル展開が開始になり、日本版も立ち上がりました。この日本版立ち上げをするために、
私はChange.orgの日本代表に名乗り出て、日本に帰ってきました。

 

こちらはハリス氏の経歴。とりあえずWikiで。

(左写真・ハリス鈴木絵美氏)

高校卒業まで日本で過ごす。米国に渡りイェール大学に入学。
卒業後は、マッキンゼー・アンド・カンパニーのコンサルタントを経て、
バラク・オバマの選挙キャンペーンスタッフを務める。
2012年、Change.orgの日本代表に就任し、日本に帰国。

参考「ウィキペディア」ハリス鈴木絵美
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B9%E9%88%B4%E6%9C%A8%E7%B5%B5%E7%BE%8E


まあこちらのまとめで「Change.org」についてまとめることは可能なのですが、
本気でまとめると、正直塩村都議のヤジの件の何倍にものボリュームになってしまいます。
今回はあくまで、塩村都議の件についてのまとめなので、
要点抜粋を主に、他は参照で行きたいと思います。
まずはこちらの記事内容を読んでみて下さい。

参考 「目が覚めて思うこといろいろ」
塩村都議への野次がマスコミ→署名サイト→外国人記者クラブ→海外へ。日本人を貶める「連携プレー」は確立されている。

http://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-405.html


以下のサイトも時間のある方は、合わせてお読みいただくと。

「反日はどこからくるの」塩村文夏都議やじ騒動1 吉松育美STALKER-ZEROと色々かぶってる件
http://blog.livedoor.jp/aryasarasvati/archives/38821637.html
「反日はどこからくるの」塩村文夏都議やじ騒動2 見切り発車の署名
http://blog.livedoor.jp/aryasarasvati/archives/38851020.html
「反日はどこからくるの」塩村文夏都議やじ騒動5 これ偶然?なぜか関係者ばかり
http://blog.livedoor.jp/aryasarasvati/tag/%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AE%E5%85%9A

「反日はどこからくるの」【吉松育美さんSTALKER-0・TOP】
http://blog.livedoor.jp/aryasarasvati/archives/38047579.html
「反日はどこからくるの」吉松育美さん騒動5 change.orgハリス鈴木絵美
http://blog.livedoor.jp/aryasarasvati/archives/37439408.html
「反日はどこからくるの」吉松育美さん騒動9 Change.orgと憲法9条
http://blog.livedoor.jp/aryasarasvati/archives/37714912.html
「反日はどこからくるの」吉松育美さん騒動10 change.orgハリス鈴木絵美と菅元秘書中谷一馬
http://blog.livedoor.jp/aryasarasvati/archives/37756106.html

 

…まあ、他にもソースや関連の記事はたくさん出てくるので、
ご興味のある方はご参照に。

 

ハリス鈴木絵美氏は、08年の米大統領選オバマ・キャンペーンがきっかけで、
選挙後もニューヨーク州の民主党青年部の代表を務めました

参考 「Biz誠」オバマ大統領が、本当に"change"したもの――Change.org日本代表 ハリス鈴木絵美さん(前編)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1309/17/news040.html
「Biz誠」なでしこジャパン、はだしのゲン。誰にでも社会は変えられる――日本に上陸した署名サイトの狙いとは?(後編)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1309/25/news009.html

まずこの経歴を頭に入れておいて下さい。
そもそも「Change」という言葉は、オバマ大統領が大統領選を戦った時のキャッチフレーズです。

また、ここでとても簡単に説明をすると、
、基本的に政治の世界で「保守(右)」とは現状の世界秩序を維持して平和を保とうとする勢力、
「革新(左)」とは、現状を打破したり変える事でより良い世界を作ろうとする勢力です。
右が正しくて左が悪い訳でも無く、左が正義で右が悪魔な訳でもない、ということを頭に入れておいて下さい


すると、「Change.org」は「Change.orgを使えば社会は変えられる」というキャッチで運営されている団体です。
右と左、どちらと親和性が高いのか、考えればおのずと分かる話ですね。

ですからハリス鈴木絵美氏や「Change.org」が、左寄りのメディアに登場し、
左寄りの政治家、文化人と頻繁に対談したり組んだりするのは、至極当然の事となります。
新聞だったら朝日新聞や毎日新聞、テレビだったらテレビ朝日(=朝日)やTBS(=毎日)ですね。

「Change.org」の記事が良く登場する、
ハフィントンポスト(The Huffington Post) は朝日新聞系のウェブサイト、
ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)は朝日新聞と提携し、東京支局は朝日新聞社内にある新聞、
ジャパンタイムズは日本最古の英字新聞ですが、朝日新聞の専売所で買えます…

ハリス鈴木絵美氏の対談や、集会に顔を出す政治家を挙げていくと
民主党の蓮舫議員、社民党の福島瑞穂議員・・・
左のフェミニスト政治家ばっかり。


ハリス鈴木絵美氏はChange.orgのマネタイズ(収益化)について、次のように語っています
「日本では今は、ユーザーを増やすことを最重要視していますから。
1つの国でユーザーが50万人を越えたらマネタイズを考える、というのを目安にしています。」

12年夏前に立ち上げられたChange.org日本版。13年5月には登録10万人突破だそうですから、
50万人に向けて今が一番積極的にアピールしなければならない時期となります。

Change.orgで、メディアでも話題になった署名活動と言えば
13年8月の「はだしのゲン」閲覧制限問題、
13年12月の吉松育美さんストーカー問題などが記憶にあるところです。

 

・・・いやー。塩村都議の件を説明するのに、
Change.orgの説明をしたら、塩村都議と関係ない部分だけでこれだけかかっちゃいました…
おそるべしChange.org。


ストーカー問題で吉松育美さんと組んだChange.orgのハリス鈴木絵美氏。
話題性に味をしめたのか、だんだんと最近は
外国人記者クラブで支援者を会見させるのが得意技になってきています。
塩村都議の件もそうですが、
2014年7月24日には女性器アートのろくでなし子さんを外国人記者クラブで会見させました…
得意技も連発しすぎるとチープになって効果薄れるだけだと思うんですがね。


もう、長くなったのでまとめをまとめます。

・ハリス鈴木絵美氏は、米国現職大統領のオバマ大統領の選挙スタッフをして、
その後米国民主党青年部のスタッフだった経歴があります。
吉松育美さんストーカー問題の時も、change.orgは執拗に
キャロライン・ケネディ駐日大使宛に吉松育美氏のSTALKER-ZERO協力を呼びかけていました。

あ、塩村都議に唐突にケネディ大使からお手紙きましたねー(ニッコリ)


・ハリス鈴木絵美氏は、その運営サイトの性格上、左翼メディアと親交が深い。

あ、塩村都議の婚約者(と「婚約者」本人が主張する)の方は朝日新聞の記者さんでしたっけ。


・「Change.org」はボランティアでもなんでもなく、バリバリの営利企業。
収益を上げる為に何をしているか、と言った事を
ハリス鈴木絵美氏自身がビジネスモデルとして、ビジネスメディアで語っている。

あ、そういえば、18日に塩村都議のヤジ問題が起きましたが、
ヤジ発言者もまだ誰かも分からない翌19日昼には早速、
「Change.org」で自民党都議団宛てへの抗議署名が開始
されてましたねー。
今ユーザーを一生懸命集めてる、ってハリス鈴木絵美氏自身が語ってますから
いろいろと何かが大変なんですかねー?


まあ、営利企業であろうとなかろうと、
「社会の変革のために署名活動をサポートすること」
それ自体は全然問題ないと思います。

ただ、その企業活動や、スタッフ個人の評価の上昇の為に
火のない所に煙を立てられるのは非常に好ましく無い、という事です。
ましてや自分で燃えるものを用意してマッチポンプしたりするのは害悪以外の何物でもありません

 

今回のヤジ騒動の前後を、
資料ソースをもとに時系列に並べて整理し、
浮かび上がった情報を整理してみた結果、
何者か、それも複数の意図を強く感じる結果が現れました

情報はすべて、一般に公開されているもののみです。
それでも事実は浮かび上がってきますし、
また反論反証するのに非常に骨が折れる、という特性もあります。

ヤジ騒動以降の動きについては、完全に準備段取りされた意図的な動きであると思います。
セクハラ的なヤジが飛ぶことをあらかじめ想定して待ち構えていた可能性も十分にあります。


残念なのは、塩村都議の動きをなんど検証してみても、
本人自身が積極的に動いた跡が見られず、
まわりの人間の上げ膳据え膳で用意してもらったステージに立ったっだけだという事です。
そこには何の政治的信条もポリシーも感じられませんでした。

 


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【参考】
change.orgのビジネスモデルについて、
解説をして下さった方がいらっしゃいました。
非常に興味深い内容ですので、参考として引用させていただきます。

 

change.orgのビジネスモデルは基本的には
各種団体の請願(署名)活動をプロモートし協力し”サービス”提供費用として売上を計上することにあります。

まだ歴史も浅くデータもそれほど公表されているわけではありませんが、
Activist Factsはウォール・ストリート・ジャーナルの会社概要によれば
2012年の売上は約16億円としています。
しかし、この売上は現在に至る急成長の初期段階の金額です。
https://www.activistfacts.com/organizations/530-change-dot-org/

このサイトでは通信労働組合が28万ドル支払ったことを事例としてあげています。


しかし、change.org は出自から米国民主党系ですから彼ら自身も宣伝している
ようにAmnesty International(国際人権救援機構)や各国のHumane Society(動物愛護団体)
からも”発注”を受けているようです。

ちなみに先程のActivistFactsによればNetroots Foundationはメルアド付きの署名につき
1.75ドル(200円弱)支払ったそうですし、そうした団体がキャンペーンを始める前に価格提示を
されているとの話を明らかにしています。

ではなぜそうした団体が change.orgに費用を払ってまでも請願(署名)キャンペーンを委託
するのでしょうか?
答は簡単ですねw そうした署名活動サービスに特化することで 署名した人たちの
データが集約され、署名者個人の嗜好を分類することで、署名活動が効率的に展開できるよう
になっていきます。

change.orgでは様々な署名活動を 個人が”無料”で行えますが、
確実に個人データは蓄積され彼らの将来の売上に寄与することになる
のです。

change.org を利用するメリットは change.orgが TwitterやFacebookを効率的に利用する
ことで”拡散”スピードを飛躍的に高めていることにあります。

”ブロガー議員”おときた駿都議は
「ネット上はネガティブな意見が増幅されやすいが、
それをうまくBuzzらせる(から騒ぎか?w)ことで利用できる」
と述べていますが、ちょっと違います。

TwitterやFacebookは実名登録が多く、特にFacebook、表面的な正義感に反応しやすい。
特にお友だちの意見があったことをメールでも通知してくれますから、
確実に拡散が期待できます。


change.orgでは 営利会社ではあるもののスポンサーは選びます
したがってBクラスの企業にとどまることになっても構わないとしていますが・・・

ではどういう基準で彼らは判断するのでしょう?
大問題ですね。


上記のようなビジネスモデルでもちろん満足しているわけではありません。

ハリス鈴木は一連の”成功例”wからユニークな日本方式を確立したようです。
それが外国特派員記者クラブでの記者会見www
外国メディアが少しでも記事にすると 日本のマスゴミが大騒ぎ というパターンを
定式化しましたが、今回の塩村の一件は さらに手が込んでいましたw

参考 「ウートピ」【都議会ヤジ事件】津田大介氏や蓮舫議員も参加 ネットで署名を行った市民100人が集まり今後の対策を議論
http://wotopi.jp/archives/6505

で「海外メディアの利用」だけではなく、
あらかじめ日本のマスメディアも仕込んでおいたのです。

これは既出の朝日ルートもそうですし、ハリス鈴木を持ち上げてきた毎日ルートも
疑われます。TV報道系では change.orgと事前に組むことで センセーショナルな
話題を素早く掘り下げて放送できる、ネットと放送のWin-Winの関係を構築できる道が
開けたと喜んでいるのではないでしょうか?

でも冷静に考えれば・・・これは「やらせ」じゃないの?

日本のマスゴミは こうした仕込みの可能性を得たことに喜んでいるばかりではなく
そこに 米国民主党系のフィルターが常にかかっているのだということを
忘れてはならないですね。

塩村都議は change.org とお付き合いができたことで ”動物愛護”活動にはずみが
つくと期待に萎んできた胸を膨らませていることでしょうw

 

 

以上がその内容です。
こちらを読むと、change.orgの米国本体では
すでに「広告」の範疇を超えて、署名請願活動のプロモートをビジネスにしてるんですね。

例えるならば
「君、お金あげるから、ちょっとあそこでデモ行進してきてくれる?500人くらいで」
ってのに近いってことですよね。

この団体が「スポンサーは選ぶ」ってことは、
自分たちの「政治信条」に沿わない客の発注は受けない、って可能性も大きいってことで。


12年夏に始められたchange.org日本版は現在創生立ち上げ段階で、
ユーザー数獲得が至上命題になってます。

これまでは、change.orgのサイトに出た署名活動から、
ハリス鈴木氏好み?の動きやすい案件をピックアップしてサポートする手法でした。

「日本方式」の端緒になったのは、吉松ストーカー事件のキャンペーンからかと。
外国人記者クラブで吉松さんと出会った経験から、
「記者クラブ、日本で超使える!」って確信したんでしょうねw


そうやって考えると、
今回の塩村ヤジの件は、吉松ストーカー事件をたたき台とした
「日本版ビジネスモデル」の構築実践の第一弾試験に見えます
よね。

ハリス鈴木氏にすれば、change.org自体のコマーシャルとしても成り立ち、
ビジネスモデル構築もできる。これは大喜びですよ。

このビジネスモデル、神輿として担ぐマネキン担当は
・フェミニズム、人権など、左翼メディアが食いつく内容であること
(左翼系は気に入れば一生懸命援護射撃をしてくれる。
また団体の出自からコネクションも大きい)
・「基本的に頭がカラッポが好ましい」
(本当にカラッポか、「専門バカ」で専門以外の見識は浅いなど)
がうってつけのようですね。

塩村さんの場合、カラッポすぎて壮大に自爆しちゃったんですがw
なんで塩村の次がろくでなし子?って思いましたが
考えると条件合致しますww

 

今回の件で今後、私たちが注意していかねばならないのは、
「キャンペーンは作られている」
という事、そしてこれからも作られていくということです。

日本人はバカだ、と思わせないように、
メディアの報道キャンペーンの背景を考え検証することが
今後の我々のすべきことではないかと思います。

 

 

(註1)東京MXテレビ「淳と隆の週刊リテラシー」14年6月21日の放送では、
ジャーナリスト上杉隆が本件のコメント中
「昨日、都議会の方の自民党の方に…自民党って言っちゃったよ」と発言。
この事から、21日17時の時点(この番組は生放送)では
ヤジ発言者はまだ公式には特定されていない状態だが、
関係者の間ではすでに発言者は誰か分かっていた事が分かる。

参考 自民党 鈴木章浩議員による都議会セクハラヤジ問題 片山さつきの見解
https://www.youtube.com/watch?v=KPsgNc3CmyU#t=11

 

最終更新:2014年10月08日 17:09