要素と属性とは、XMLの基本的な構造単位です。
各要素はタグでグループ化されます。
<要素名>
(要素)
</要素名>
が基本の構造で、<要素名>を開始タグ、</要素名>を終了タグと称します。
開始タグの直後と終了タグの直前に連続する空白(改行、タブ、全/半角スペース)は全て無視されます。すなわち、
<a>
あああ
</a>
と
<a>あああ</a>
は同じ意味を持つ表現です。
開始タグの中には必要に応じて属性を付加でき、
<要素名 属性="値">
のように記述します。複数の属性がある場合はスペースで区切ります。
属性値は
'シングルクォート'か
"ダブルクォート"で囲む必要があります。ダブルクォートで囲んだ属性値には
式展開が有効です。
属性はタグによって必須なものと省略可能なものがあります。
要素は(自身を除く)別の子要素を含むことができ、XOSは複数に枝分かれした構造(木構造)を持つことになります。
例えばXOSにおける一般的な小節要素は以下のような構造を持ちます。
<bar beat='4' resol='192'>
<note time='0' key='1' index='1'/>
<note time='48' key='1' index='2'/>
</bar>
<要素名/>
のように開始タグの末尾に/を置くことで空要素タグにすることができます。これは
<要素名></要素名>
と同じ意味になります。
XOSでは一部を除く
タイミングオブジェクトのみが空要素を許されています。
要素が求められるタグを空要素にした場合、基本的にはそのタグ自体が無いものとして扱われます。
最終更新:2015年01月12日 19:28