操作デバイス

操作デバイスとは、XOSの演奏に使用される入力装置のことです。
XOSで使用する操作デバイスは<device>で定義されます。

XOSが規定する操作デバイスは、今のところ次の2種類です:
  • スイッチ(オン、オフの2つの状態がある)
  • ローター(時計回り(CW)、反時計回り(CCW)、停止の3つの状態がある)
操作デバイスは本質的に、いくつの状態を持つかのみによって区別されます。
スイッチ型は多くの音楽演奏ゲームで使われる鍵盤タイプ、ボタンタイプ、タッチデバイスを使うならタッチの有無など、2種類の状態を定義できれば物理デバイスは何でも構いません。
ローター型は左右に回転できるつまみ、上下に回転するホイールなど、一部の演奏ゲームで使われます。必ず3種類の状態のいずれかになるのであれば、例えばトグルスイッチのような形式でも構いません。

<device>で定義する場合、スイッチはsw、ローターはrotとなります。


XOSでは将来的に次の操作デバイスを規定する可能性があります:
  • デュアル(オフ、Aがオン、Bがオン、AB共にオンの4つの状態がある)
  • アナログ(操作状態に応じて0~255又は0.0~1.0の段階的/無段階的複数の状態がある)
デュアル型は既存の音楽演奏ゲームでいえば「太鼓の達人」の入力装置が該当します(「太鼓の達人」自体はこのデバイスをスイッチとして扱っています)。
アナログ型は、ジョイスティックやボリューム、デュアルショック系のコントローラーにあるアナログボタンなどが該当します。

もし<device>でこれらを定義できるようにする場合、デュアルはdual、アナログはanalogになるでしょう。
これらが規定される場合、各ノートオブジェクトのwise属性、及び<path>の判定基準は拡張されます。
最終更新:2015年01月13日 16:23