女郎忌

じょろうき【女郎忌】

 その年に死んだ遊女を、廓の中で内々に供養すること。特に仲冬の季だが、これは実際冬の盛りに入る前に行われるのが多かったことに因む。冬季の貧苦に先んじて身売りされてきた女子を廓に入れるのと入れ替わりで、遊女の魂を彼岸へ送る意味合い故か。

 (発案:風橋 平 @Kazahashi_O




女郎忌や堀をながれてゆく櫛に
(風橋 平 @Kazahashi_O


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最終更新:2014年11月13日 19:20