メカニック詰め合わせ(PA関連)

ここに掲載するメカニックは、PAの登場に提案する設定集であり、必ずしも正式採用されるというものではありません。悪しからずご了承ください。

●アルバート・パウエル級汎用巡洋艦

国連軍太平洋艦隊に所属する軍用艦艇だが、巡洋艦というよりはドック型揚陸艦に近い見た目を持つ。実際にウェルデッキを備えており、機動揚陸艇も1艇搭載しているが、主力は3艇の機動潜水艇「シードラゴン」である。機動揚陸艇はあらゆる事態に一定対処が可能なようにとの想定から積み込まれているようだ。ウェルデッキとは言え小型の部類の為、LCACは搭載不可能である。但し機動揚陸艇のみの搭載で「揚陸艦紛い」に変貌も出来る。

戦闘艦艇としての機能と潜水救難艦としての機能の組み合わせは、かつて日本が保有していたあいづ型巡洋艦に通ずるところがあるが、設計時に参考にされており、あいづ型の欠点であった潜水艇の甲板搭載によるスペースの浪費を抑えた解答となっている。

ウェルデッキの上部は飛行甲板となっており、大型のCH-47輸送ヘリコプターの着艦も可能な程強靭に設計されている。また、整備用格納庫も設けられており、SH-60対潜ヘリコプタークラスの機体ならば3機、CH-47クラスの大型機体ならば2機の収容が可能。その他、ティルトローター式無人偵察機を3機搭載し、汚染区域における索敵能力を有する。

トップヘヴィを防ぐ為、艦橋は背が低く、その上部にフェーズドアレイレーダーを含んだ構造物が搭載されている。

武装は120mm汎用メーサー単装砲が1門を始め、高性能20mmバルカン砲が2基、Mk.41VLSが48セル、対艦ミサイル四連装発射機が2基、3連装短魚雷発射機が2基である。

 

Mk41VLSは、32セルが前部甲板に、16セルが航空機格納庫上部に搭載されており、ESSM(発展型シースパロー。1セル辺り4発搭載可能)、スタンダードミサイル、VLA(対潜ミサイル)、タクティカルトマホーク等を搭載する。

全長192m、最大時速30ノット以上。

名前は初代国連軍太平洋艦隊司令長官であるアルバート・パウエル中将に由来。

<報告>

チャットでちょこっと話題に上がった汎用巡洋艦の設定。パウエル・ジュニアが御存命の時代に就役しているので彼の胸中や如何にw もちろん名前の変更は十分にありです。

設定に当たって参考にしたのはおおすみ型輸送艦、ワスプ級強襲揚陸艦、アルビオン級輸送揚陸艦、ウラガン級揚陸艦、フリチョフ・ナンセン級フリゲート、モスクワ級ヘリコプター巡洋艦等。揚陸艦多いな(爆沈)。

 

 

●MMS-4「シードラゴン」多用途機動潜水艇

国連海軍太平洋艦隊等が運用する機動潜水艇で、背が低く幅が割と広い、全長12m程度の船体を持つ。船体後部左右には可動式の台形型フィンが搭載されており、動かし方で浮上、潜航、水中での方向転換を可能にする。

ジェット推進装置を使用する為、スクリュー式の潜水艇よりも素早く移動が可能である。船首には強力なLEDライトが埋め込まれており、前方広範囲に渡って照射出来るようになっている。

船体内にはアクティブ、パッシブソナーに加え各種センサーが詰め込まれており、海底の精密調査や巨大生物の追跡を行う。船体下部にはセンサーポッドや魚雷を装着できるハードポイントが設けられており、機動性は低下するがセンサーポッドを搭載する事により高い索敵能力を獲得出来る。

また、深海の水圧に耐える為、キャノピーは無く、その代わりに乗員は正面に映し出されるスクリーンで視界を得る。これとソナーの情報及び海底地図により位置情報を正確に把握する他、浅い深度まで浮上して通信用アンテナケーブルを上げてより正確な位置情報把握をする事もある。

乗員数は2名で、横一列の配置。左側に艇長兼操縦手、右側にシステムオペレーターが座る。

水上での最大速度は時速40ノットに迫り、水中では15ノットを発揮出来る。

あらゆる機能を詰め込んだ故に高価な為、現状ではアルバート・パウエル級搭載用が3隻とその他2隻が建造されただけにとどまっている。

<報告>

スタートレックシリーズに登場するシャトルをイメージソースにしつつ、サンダーバード4号も元ネタに入ってます。

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最終更新:2018年02月18日 16:19