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※2015/12/15 21:30更新

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超大型トレード、波紋はリーグ全体へ

リバプールとバイエルン。得点力不足に苦しむ2チーム間で超大型トレードが成立した。
古巣復帰を果たしたスアレスは会見で「複雑な心境。名門バイエルンに貢献できず非常に残念だった」とコメント。一方、バイエルンに移籍するネイマールは「ドイツでの活動は初めてだが、これが私のキャリアのプラスになれば」とコメントした。
この大型トレードに驚いた監督も少なくない。ナポリのtahara監督は「これはビッグトレードだ」とコメント、レアルのライアン監督は「驚いたが、これはこれで面白いと思う」とコメントした。

リバプール、Week4はチームの舵を切る最終テスト?

2週連続のバイ・ウィークを消化し、リバプールはリーグ戦へ帰ってきた。Week4の相手は強豪ローマだ。
試合前の会見で勝汰監督はローマに対し、「非常にスピーディーで強力な相手」と評価。一方で、「粘り強く勝ち点を持って帰りたい」と、対抗心を燃やした。
また、「とある選手の試金石となる試合」とも語り、この試合の内容次第ではリバプールの方向性は大きく変わる可能性がある事を示唆した。

レアル、欠員続出も快勝し首位確保

Week3、アウェイバイエルンと対戦したレアル・マドリードは3-0で快勝をおさめた。
試合後、ライアン監督は会見で「ファン・ペルシとイスコ、そしてクルトゥワに助けられたね。怪我人が出ているとはいえアウェイで勝てた事は賞賛したい」と興奮気味に語った。
これでレアルは2勝目。引き分けの多い今シーズンだが、これでレアルは総合首位に立った。次戦はホームでバルセロナとのクラシコを迎える。

ラツィオ監督、GKの怠慢プレーに激怒

サポーターも唖然とした結末だった。Week2で強豪のマンチェスター・ユナイテッドと対戦したラツィオはオスカルのゴールで先制。そのまま勝利を挙げるかと思われた束の間、後半アディショナルタイムにマルケッティのポジショニングミスからゴールを献上してしまった。
この失点に対し、ラツィオのしゃもじん監督は激怒。「彼には相応の責任を取ってもらう」と試合後はコメントした。その後、正式にカップ戦の先発GKがベリシャになる事がクラブから発表されている。

ミラン監督、守備陣の奮闘に満足

開幕2週を終わった段階で、2戦共にクリーンシートを達成したミラン。惜しくも両試合とも引き分けであったが、こーやさん監督は試合内容に満足しているようだ。
「GK含めた守備陣の奮闘が目につくね。未だに得点できていないのも気にはなるが、いい形は作れているのでいずれ得点できるだろう」
とコメント。今シーズンは鉄壁の守備陣で3シーズンぶりの王者を目指す。

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移籍期間終了!各チームのロースター分析

マルセイユ
今回のOMは守備にも気を遣ったロスターだ。キエッリーニとピケの有力CBが並び、サイドにはアスピリクエタとアウベスの2人が並ぶ。
2トップのフォーメーションが予想されるが、フッキとデ・ブライネの2人の出来次第で順位は変わってくるだろう。MFにはイニエスタとマルキジオというバランスの取れた選手が並ぶ。
控えには中盤の万能戦士ナインゴランと有力CBヘーベテスがいて層が厚い。代わりにFWの控えがフェキルしかいないのは如何なものか。

バイエルン
新たに迎え入れられたスアレスを中心に、今回も抜群の破壊力を持つロスター。3トップのスアレス、テベス、カバーニにかかる期待は大きい。
DFは相変わらず軽視気味だが、今回はピシュチェクとイバノビッチが加入。サイドの守備力は向上したと見て良さそうだ。MFはシュバインシュタイガーが続投。超攻撃的サッカーの調和をとる存在として今シーズンも重宝されそうだ。
スタメン、控え共にスキのないロスターだが、FWの控えにスピードスターがいない事がどう響くか。一応サイドプレーヤーでビアビアニーはいるが・・・

インテル
初参戦のインテルもバランス型のロスター。ピャニッチとデ・ロッシの並ぶボランチは攻守のバランスを象徴する選手獲りであろう。
DFにはボヌッチとガヤがいて大きな心配はない。反面、FWはイカルディの先発が予想されるが、破壊力不足である感は否めない。
控えにはスピードスターのラベッシやフィジカルモンスターのマンガラがいる。ヨベティッチも控えとしてはいい実力を持った選手だ。

ミラン
さも当然かの如くチアゴ・シウバとテリーのCBコンビを組むミランは、他チームにとっては今シーズンも厄介な相手になるであろう。サイドにはアラバもいるのだから、ミランの守備は相変わらず隙がない。
MFにはマティッチとモドリッチが加入。東欧を代表するMF2人の加入はかなり大きい。FWは変わらずフンテラールだ。
控えにはブリントやチアゴ・モッタ、ドログバといったいつもの選手達が座る。カカも復帰したが、果たして出場する機会はあるのか?

ナポリ
注目のレバンドフスキを手に入れ、攻撃陣は刷新。ハムシクを放出し、新たにハメス・ロドリゲスを獲得した。
DF陣はペペとガライ。守備重視という訳ではないが、しかしボランチにはブスケツがいる。この存在は大きい。
控えにはボルハ・バレロやナイジェル・デ・ヨングがいる。FWのアドゥリスは空中戦で無類の強さを誇るナポリの新たな武器だ。

レアル・マドリード
今シーズンのレアルは何と言ってもMFの豪華さに尽きるだろう。ラームから始まり、リベリー、ダビド・シルバ、セスク、カソルラ、イスコ、マタ・・・。挙げたらきりがない程の層の厚さだ。
DFでは新たにコンパニを獲得。衰えは隠せないが、まだまだ一級戦の力を持っている。相方はバルザーリ。
FWはファン・ペルシとファルカオ。どちらが先発かはわからないが、格落ち感は否めない。MF陣がどこまで補えるかが注目だ。

バルセロナ
今シーズンのバルサはメッシだけではない。アグエロという強力なストライカーを獲得した。このFW陣は強烈である。
MFにはシャビ・アロンソとラキティッチ。攻撃的サッカーをするという意思の表れか。DFはアルバ、マスチェラーノ、ケーヒルという安定した面子を揃えた。
スタメンは豪華だが、控えがやや貧弱か。それでもイグアインがベンチに座る事を想像すると、このチーム相手に90分間気は抜けなさそうだ。

リバプール
スアレスに別れを告げ、新たな攻撃の中心として獲得したのはロッベン。逆サイドにはネイマールがいる。スピードサッカーを意味する人選であろう。
しかし何より今シーズンのリバプールはDFが強力。フンメルスのいるCBは勿論、サイドにもリカルド・ロドリゲスとサバレタ。守備を象徴するミランと対を成す守備構成だ。
しかし、中盤はラミレスとシュネデルラン、ジェラードと全チーム最低レベル。控えにはクアドラードとルーカス・モウラというスピードスターが並ぶ。

マンチェスター・ユナイテッド
クリスティアーノ・ロナウドを獲得したユナイテッドだが、他のFW陣の序列が決まっていない。スターリッジ、グリーズマン、アルダ・トゥランと実力者は揃っているだけに贅沢な悩みか。
MFはポグバとマトゥイディというフランス人コンビを用意。そこにエジルも加わり、中央の支配力は高い。
DFはセルヒオ・ラモスを置いているが、その他が前シーズンと比べてやや落ちた感がある。控えの層も厚いが、強いて不安を挙げるのならMFの控えか。

リヨン
前回タイトルの立役者であるFW3人を総放出。代わりに今シーズンのトップを務めるのはルーニーだ。
MFにはヘアマンとベララビという快速MF2人を並べる。その2人を支えるのはクロース。レベルの高い構成だ。DFはハビ・マルティネスが加入した上に、何よりキーパーはノイアーだ。守備力は問題ない。
スタメンはバランスが取れた構成だが、控えがややいびつ。ボランチの数が多い上に、何よりDFを本職としている選手がベンチにいない事がどう響くか。一応DFならスベン・ベンダーがプレイできるが・・・。

ドルトムント
ベイル、アレクシス・サンチェス、オーバメヤン。これが今シーズンのドルトムントが誇る3トップだ。快速FW3人にかかる期待は大きい。
MFは昨シーズンMVPのゲッツェを獲得成功。ビダルも獲得し、中盤の層はかなり厚くなった。DFにやや不安は残るが、オタメンディの調子次第では安定するだろう。
控えにはウィルシャーや香川がいる。これらの選手が試合途中から出てくると、能力以上の恐怖があり、侮れない。

ラツィオ
今シーズンも3バックを構成するラツィオ。その構成員はダビド・ルイス、ゴディン、ベナティア。
FWはミュラーと残留し、ジエゴ・コスタとカンドレーバが新たに加入。MFにはオスカルとアザール。どのポジションを取ってもレベルが高く、期待が持てる。
控えにはマウリとパローロ、ルリッチといった恒例のメンバー。どの選手も汎用性が高く、控えに置くにはうってつけの選手達だ。

ローマ
前回は「黄金の中盤」を誇ったローマだが、今シーズンはヤヤ・トゥレは残留したものの、その他はパストーレとラサナ・ディアッラ。かなりレベルが落ちたと言っていいだろう。
しかし、今シーズンの真骨頂はDFライン。ボアテングとナウドを並べ、フィリペ・ルイスも獲得。守備力は飛躍的に向上した。スピードへの拘りは今回も健在。5シーズン連続契約のロイスに加え、ディ・マリアとラカゼットが加入。
控えにはスターリング、コノプリャンカとこれまた快速選手が並ぶ。しかし、ボランチの控えがエレーラのみとあまりに脆いのが気がかりだが・・・?

注目の新戦力

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バンディエラ紹介

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特派員Hのサッカーコラム

No.002 静かなスタート、しかし試合内容は白熱

5thシーズンが開幕し、既にリーグ戦3週とカップ戦1週が経過した。しかし、サッカーファンにとってはこのかつてない静かなスタートに拍子抜けした人もいるのではないだろうか。
確かに、リーグ戦では既に16試合が行われたが引き分けが12試合。カップ戦も含めると90分での決着がたったの6試合だ。
戦力拮抗を掲げているFDLだが、ここまでの拮抗は殆どのサッカーファンは望んでいないであろう。

しかし、試合内容にスポットライトを当てると、中には白熱した試合もあったようだ。
Week2のマンUtd-ラツィオ。79分にオスカルのゴールでラツィオが先制するも、後半アディショナルタイムにリヒトシュタイナーが意地の一撃。王者ユナイテッドが何とか食らいつく形で引き分けに持ち込んだ。

カップ戦ではドルトムントが見せ場を作った。65分にレバンドフスキのゴールで1-3と崖っぷちな状況に立たされるも、81分、90分にゴールを奪い3-3の同点で延長へ。結局、PK戦までもつれ込みドルトムントが勝利を挙げた。

また、拮抗した試合が多いという事は、チームに少しの変化がもたらされただけで試合結果に劇的な変化を加える事もある。
Week3では2人のレギュラー選手を欠きながらも3-0で快勝したレアルもそうだ。貴重な出場機会を得たキーンがアシストで監督の期待に応えてみせた。
ラツィオもミュラーが試合中に負傷してしまうアクシデントに見舞われるも、ミュラーの負傷交代で出場したクローゼが2得点。ラツィオのピンチを助けた形になった。

シーズンはまだ序盤。今後の各チームの改革にも注目していきたい。

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※ニュースは各監督のツイッター等での発言を基に作成しています。
最終更新:2015年12月15日 21:32