既存iPhoneユーザがMVNOに乗り換えるには


2014年11月現在、3大通信会社から販売されているiPhoneは全てSIMロックがかかっている。
このため、大半のユーザがMVNOへの移行を検討していた場合でもスムーズに移行できず通信コスト抑止に対する大きな障壁となっている。
また、SIMフリーiPhoneをキャリアを介さずにアップル社の直営ストアで購入する場合も平均して7~8万円前後の初期費用を捻出しなければならない。

この為iPhoneユーザがMVNOへ移行する場合は以下の方法、方針で移行することを推奨する。

①所有のiPhoneの分割払い期間が終了する時期を確認する。

②上記の分割払い期限が終了した段階を以って現在の携帯電話会社へ連絡し契約を解除(現在の電話番号を継続利用希望の場合はMNP予約番号の発行、又は通話のみのプランへ変更)。※通話割引プランによる2年ごとの契約縛りの更新月に解約できれば最良。端末分割払い期限≠契約縛り期間のため要注意。

③上記手続きを行うことで手持ちのiPhoneはデータ通信が不可となる。そこでMVNOのSIMを利用しデータ通信を行う。

④利用方法は【iPhoneのSIMロック解除】又は【SIMフリーモバイルルータにSIMカードを挿入し、iPhoneはWi-Fi子機として接続】


以上の手順を実行することで

【3大通信会社とは通話プランのみの契約+データ通信はMVNOの格安料金で利用】または【MVNO1社での通話プラン付きSIMで通話もデータ通信も可能】となる。



上記手順はあくまでも現在所有中のiPhoneを継続して利用する場合に限る。『常に最新のiPhoneを初期費用を抑えて利用したいユーザ』はこれまでどおり新型iPhone発売のたびに3大通信会社と機種変更やMNP転入の契約をする以外に途はない。※初期費用の捻出が苦にならない場合は直営のアップルストアにてSIMフリー機を一括購入(クレジットカードによる月賦購入)し、iPhone本体にMVNOのSIMカードを挿入し利用することが容易である。

※iPhoneの利用に関して注意


 現在日本国内のMVNOはauから回線を借り受けている『mineo(マイネオ)』以外は全てdocomoの回線を借り受けてサービスを提供している。そのため大多数の国内MVNOから提供されるSIMカードはdocomo製のSIMカードである。そのためキャリアから販売されたiPhoneであっても『docomo販売のiPhone』に関してはSIMロック解除をすることなくMVNOのSIMカードを認識させることが可能である。但し、テザリングの利用は不可とされている。
 上記同様にauで販売されたiPhoneに『mineo(マイネオ)』のSIMカードを挿入した場合も利用は可能である。但し『mineo(マイネオ)』のSIMはiOS8以降に対応しておらず、対応時期も未定なため推奨はできない。
 また、ソフトバンクに関しては回線を貸し出していないため、こちらは純粋にSIMロックを解除させるかモバイルルータを利用して接続させなくてはならない。



















名前:
コメント:

すべてのコメントを見る
最終更新:2014年12月07日 00:22