想いは全ての先立ちなり。
全ては想いに成る。
想いこそが全てを統べる。
苦しみは輓く者を後から追う車輪のように。
喜びは形に影の添うように。
今日も世界は、”Q”で満ちている。
第〇の【暗黒】 ――誰も知らない、識る由もない。無言で満ちる魔の産声。
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第一の【心音】 ――歴史とは生命の律動。燃える様な渇きに浮かされる。
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第二の【十字】 ――果てなき祈りが導く終焉。捻れ歪んで交錯する時空。
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第三の【墓標】 ――喪失を約束された世界で吼える。無限を殺す死神。
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第四の【祭壇】 ――楽園の縁で贄を欲する奈落の淵。学舎へようこそ。
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第五の【妄想】 ――脳は観測する器物。踊るように躍れば幸せな物語。
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第六の【大樹】 ――人は大凡、神話を求む。故に手を伸ばし墜ちていく。
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第七の【■■】 ――未だ見えざる果ての果て。待つのは喜劇か、悲劇か。
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第∞の【■■】 ――始まりと終わりが結ばれる。輪廻、多元宇宙、熱的死。
