《優位種:人造人間》
魔術タイプとして扱う。
錬金術によって生み出されたホムンクルスの中でも、フラスコの外や錬金術師の命令無しでも活動することが出来る特殊な個体を指す。
錬金術によって生まれた本来のホムンクルスであるとしても良いし、それらと現代科学の双方からアプローチすることで生まれた新生代のホムンクルスであるとしても良い。
本項で扱われる人造人間は高い戦闘力を備えており、生身の人間に代替する生物兵器として生み出された、錬金術師が自身の護衛の為に生み出した、人体実験によってホムンクルスとなったなど、自由に設定してよい。
優位種の中では唯一、自然発生したものではなく人工的に生み出された存在である。
物質の変成を原則とする錬金術によって生まれたホムンクルスは、自身の細胞や肉体を自在に変化させる能力を備えている。
また、全てのホムンクルスは直接的にしろ間接的にしろ錬金術(魔術)によって生み出されている為、ホムンクルス自身も周囲のマナを取り込むことで特殊な能力を発揮する。


拡張効果:《†セルチェンジ》
熱や冷気、毒物をものともしない頑丈な肉体を持っている。また、肉体の一部分を様々な形状に変化させることができる。


1.《†原罪なき者》
必要ML:-
コスト:-
技能:抵抗力
タイミング:常時
射程:-
対象:自身
効果:あなたが行う〈抵抗力〉の成功率に常に+30%し、死亡以外の全ての負傷ゲージに+1する。
また、あなたはインプラントを装備してもランクが低下しない。
装備できるインプラントのグレードは合計で[ランク-1]までであり、コストが倍増する効果は受ける点に注意すること。
解説:あなたが錬金術を元に生み出された人造人間であることを現す。


2.《†アームドシェル》
必要ML:-
コスト:疲労1
技能:魔術
タイミング:セットアップ、メインアクション
射程:-
対象:自身
効果:〈魔術〉と組み合わせて使用し、判定に成功することで効果を発揮する。あなたが行う攻撃のダメージと、受けるダメージで参照する負傷表を2つまで任意にずらすことが出来るようになる。この効果はシーン終了まで持続する。
解説:戦闘に特化した姿に変ずる能力。


3.《†ガードスタイル》
必要ML:-
コスト:疲労1
技能:-
タイミング:負傷決定ステップ
射程:-
対象:自身
効果:あなたが受ける攻撃のダメージを[ランク÷2(端数切捨て)+2]点軽減する。この効果は1ラウンドに2回まで使用できる。
解説:肉体やインプラントの形状を変えて防御に最適な体勢を取る。


4.《†バイオウェポン》
必要ML:-
コスト:-
技能:-
タイミング:-
射程:-
対象:自身
効果:プリプレイであなたが常備化している武器をひとつ選択する。その武器は《†バイオウェポン》として扱われ、《†アームドシェル》の効果中でなければ装備、使用できない。選択した武器の攻撃力に+1d10し、行動修正に+2(最大0)する。
選択した武器は《†アームドシェル》の効果中でなければ体内に収納されており、外見では武器を所持しているかは分からない。
また、選択した武器に記載されている「他の武器と同時に装備不可」「移動を行うと攻撃できない」効果を無視する。
解説:武器をあなたの肉体の一部として取り込み、性能を向上させる。


5.《†ビートウェイブ》
必要ML:-
コスト:疲労1
技能:当身、近接武器、銃器、飛び道具
タイミング:メインアクション
射程:武器
対象:単
効果:あなたが《†バイオウェポン》で選択した武器で攻撃を行う時、命中判定と組み合わせて使用する。
攻撃のダメージに+[ランク]する。
解説:生態波動をバイオウェポンへ伝え、攻撃力を増幅する能力。


6.《†ポーカーフェイス》
必要ML:-
コスト:疲労2
技能:魔術
タイミング:効果参照
射程:-
対象:自身
効果:あなたが攻撃のダメージやコスト以外の効果で負傷表を塗りつぶす時に使用する。
〈魔術〉と組み合わせて使用し、判定に成功することで効果を発揮する。その効果で塗りつぶす負傷表を0にする。
この効果は1ラウンドに1回まで使用できる。
解説:痛覚を遮断し、痛みや不調を無視する能力。


7.《†スタイルチェンジ》
必要ML:2
コスト:軽傷1
技能:魔術
タイミング:セットアップ、フリー、ムーブメント
射程:-
対象:自身
効果:この効果は《†アームドシェル》の効果中のみ使用できる。〈特性能力〉と組み合わせて使用し、判定に成功することで効果を発揮する。
以下の3つから一つを選択し、効果を受ける。これらの効果はシーン終了か、再度《†スタイルチェンジ》で効果を変更するまで持続する。
①あなたが行う近接攻撃、遠隔攻撃のダメージに+[ランク]する。
②あなたが受ける攻撃のダメージを[ランク]点軽減する。
③あなたの先制値に+[ランク]する。
解説:戦況に合わせて身体組織を変化させ、それぞれ攻撃、防御、敏捷性に特化することができる。


8.《†セカンドハート》
必要ML:2
コスト:重傷1
技能:魔術
タイミング:いつでも
射程:-
対象:自身
効果:〈特性能力〉と組み合わせて使用し、判定に成功することで効果を発揮する。
即座にあなたの[疲労]ゲージと[致命傷]ゲージを2点回復する。この効果は1シーンに1回まで使用できる。
解説:あなたの体内に二つ目の心臓(またはそれに相当する動力器官)が設置されており、それを急速稼働させることで活力を得る能力。


9.《†ファイナルオペレーション》
必要ML:3
コスト:致命傷1
技能:魔術
タイミング:セットアップ
射程:-
対象:自身
効果:この効果は《†アームドシェル》の効果中にのみ使用できる。あなたは《†スタイルチェンジ》の全ての効果を得る。
〈魔術〉と組み合わせて使用し、判定に成功することで効果を発揮する。
また、致命傷ゲージが全て塗りつぶされても戦闘不能にならず、あらゆるデバフの効果を受けない。
ただし、この効果を受けている間はあらゆる方法で負傷ゲージを回復することが出来ない。
この効果は1シナリオに1回まで使用でき、ラウンド終了まで持続する。
解説:与えられた任務を遂行する為、自滅のリスクも恐れずに戦闘力を向上させる。


10.《†ソロエフェクト》
コスト:-
技能:-
タイミング:効果参照
射程:-
対象:自身
効果:あなたが負傷ゲージを回復する効果を受ける場合、その効果で回復する死亡以外の任意の負傷ゲージひとつを2点回復しても良い。この効果は1ラウンドに1回まで使用できる。
解説:ソロスタイルの時に有効。治癒力を促進させる。


11.《†バディエフェクト》
コスト:-
技能:-
タイミング:常時
射程:-
対象:単(バディ)
効果:あなたがバディをカバーリングした時と、バディがあなたをカバーリングした時、そのダメージを[ランク]点軽減する。
解説:バディスタイルの時に有効。的確なコンビネーションで自身とバディの生存率を引き上げる。
最終更新:2018年12月16日 22:17