シミュレーションセンター専属の職種
常駐スタッフ
- 24時間スタッフが常駐する必要はないが、時間外利用も想定した運用を行う。
- 利用時間・営業時間、時間外利用のありかたについても要検討
- 週末勤務もあれば複数人で交代制とする。
センター長・マネージャー(一人とは限らない)
- 責任者。施設を拠点とした活動の展開を統括する。
- 施設としての方針や、運用の細則を決定。内外への相談窓口・渉外役となる。
- 少なくとも一名は医療職経験者(医師・看護師等)が望ましい。
- 手術室、病棟、外来、ICU診療の全てないし複数の勤務経験があった方が良い。
受付・事務
- スケジュール管理・業務連絡、物品の発注、資金管理、利用状況の把握
- 会場設営などの手伝い
技師?(いわゆるSimulation Technician)
- 機器や物品・シミュレータ類の維持管理
- 機器やシミュレータ類の操作
- マネキン・ベッドなどを一人で動かして設営するのは危険なので、2人体制の方が良い
- ベッド移動などに関連する労災案件が複数発生【ペンシルベニア大学】
蘇生インストラクター
- JCI認定施設などでは、全職員のBLS教育、一部職員はACLS教育や鎮静教育が必須となる。
- 職員500名 x 2年毎の更新 = 平均すると1週間あたり4.8名の更新需要
- 職員数が多い(〜2,000名)施設では、毎週十数名以上を更新する必要があり、専属のインストラクターを雇うことも考慮すべきである。
- 週末は主に外部向けにコースを開催して施設収入の足しにできる。
- AHAトレーニングセンターとしての認定?
- AHAの蘇生教育は事実上の世界基準。BLS、ACLS、PALSなどのラインアップがある。
- 人材育成のためのインストラクターコース開催も検討すべき。
その他客員
- 施設を使って研究している大学院生、企業技術者など
- シミュレーションフェロー(研究生)など
最終更新:2014年12月10日 12:24