判定は基本的に『基礎値』を元に、スキルの補正を加えた後、ダイスをふって成否をだします
基礎値はシナリオ上の人物、または場所によってGMが決定をします。ゆえに難易度に直結するため、手腕の問われる部分といえるでしょう
同じ状況で、状況を変えつつ実例を挙げていきます
あなたはある部屋に入りました。部屋で調べられそうな場所は机、チェスト、ベッドがあります
あなたはまず机を調べる事にしました。
<ここで状況を分岐させます>
例1:机の上には書類が一つだけ(探索の結果得られる物)が置いてある場合
この場合、客観的に見てその書類に目が行く可能性は高いと思われます。ゆえに、基礎値は高くなります。
より具体的に言えば、補正スキルがなくとも、大体は成功する値が望ましいと考えます
例2:机の上には書類がいくつも散乱しています
この場合、その書類の内から必要な物を探し当てる必要があります。結果基礎値は低くなります。
例1と比較した場合、スキルの補正がなければ失敗しやすい、という値になっていきます。
さらにこの例2を使って、状況を細分化しましょう。
PCはスキルとして『探索』と『医学』を持っているとします。どちらも基礎値は25です
ケース1:探している書類が医学レポートの場合
基礎値の25に、探知の30、また関連スキルとして医学が適応され更に20の補正が加わります。
数値を抜き出して、判定値は25+30+20=75
ダイスをふって75以下がでれば、探索成功となります
ケース2:探しているのが機械書類の場合
基礎血の25に、探知の30を加えます。プレイヤーは機械系のスキルをもっていないので、他に補正はかかりません
数値を抜き出して、判定値は25+30=55
ダイスをふって55以下がでれば、探索成功となります
このように、所持しているスキルによってある程度(難易度はGM次第ではありますが)理不尽ではなく、しかし軽すぎるわけでもない。といった数値にする事が最も好ましいと思われます。
なを、例1の場合、基礎値が70以上の場合、プレイヤーは探索のみで数値が100となり、ダイス上自動成功になるのですが、こういった場合でも、判定値の上限は99とします。00はファンブル扱いです。ただしこの場合、95~99は成功となります。