カースメーカー(刺青)

14歳→16歳。代々呪い師を輩出してきた家系に生まれる。
ぼそぼそと呟くように喋るミステリアスな雰囲気の少女。それは自らに言い聞かせる独り言であることも多い。
顔にある蛇のようにうねる模様の赤い刺青は本人曰く「いつからあったのか覚えていない」とのこと。その名前は「青空」を指す言葉に由来するが、かつてはそれを自分に似つかわしくない名であるとして、酒場で仲間を探していたアンナに声をかけられた際は「夜のように暗い」という意味の「ライラ」を名乗り、長くその偽名で通していた。
動物好きで、特に猛獣や猛禽を好む。ヘルガの飼い主は彼女。

生まれて間もなく呪言の素質と才覚を見出され、親族一同からは天才児としてもてはやされたが、そういった周囲の目に嫌気がさして家を出る。他者を呪わなければ生きていけない自分を忌み嫌いながらも、エトリアの街でカースメーカーとして生計を立てていた。
しかしアンナとの出会いと仲間との交流、冒険の日々を通じて自分の力と向き合い、最終的に自ら望んで言霊を駆使することができるようになる。その時初めて、彼女は自分の意思で「シエラ」の名を名乗るのだった。

フォレスト・セルとの戦いの後はラバンの庵に身を寄せて暮らしていた。

戦闘では呪言で敵に隙を作らせることで仲間の補助をする他、敵から得たグリモアを好んで身につけては大技を放っている。エトリアではウィンドプレス、ラガードでは火炎の吐息のグリモアがお気に入り。

レジィナの新メニューを心待ちにしている者の一人。小食ではあるが食べるものを選ばない節があり、蜘蛛の姿揚げを無心に頬張ってみんなを驚かせたことがある。最近のお気に入りはサソリのグリーンパスタであるらしい。

エトリアの酒場で声をかけてきてくれたアンナはかけがえのない親友である。この頃は、後列で隣に立つことが多いキッドのことが気になり始めているようだ。

名前の由来はフリーゲーム「行商!」に登場する村の名前。住人が少なくひっそりとした山奥の村で、国では唯一の鉱石の産出地として知られる。

最終更新:2014年12月31日 15:21