フェンサー(笑顔)

◆目次
プロフィール
経歴
ギルド参加の経緯
人物
作中での行動・活躍
人間関係
名前の由来・元ネタ等

◆プロフィール
種族:アースラン
二つ名:瑠璃の剣士(迅雷の剣士)
ボイス:14(さわやか:CV石田彰氏)
20歳、男性。フルネームはコーデリウス・フィーア・ド・ギヌメール。深い青の髪と黒い瞳をしている。

◆経歴
裕福な家庭に育つ。妹のティアナに対しては優しくよき兄であるが、だいたいいつも妹にはつんけんされている。長年教育係として世話になったグレゴリオとは「爺」「坊ちゃま」と呼び合う仲だが、内心ではそろそろ「坊ちゃま」は勘弁してほしいと思っているようだ。

◆ギルド参加の経緯
元はティアナ、グレゴリオと3人でギルドを組み樹海探索に挑んでいたが、魔物に遭遇した際は、速さと力に頼ってただ突っ込んでいく戦法をとることしかできなかったという。互いに未熟であったためにティアナともなかなか息を合わせることができず、グレゴリオには守ってもらってばかりであった、と本人は語っている。
そんな冒険の日々に限界を感じ、先が見えず悩んでいた矢先、冒険者ギルドへ登録しに来ていたイレーヌ達と出会う。仲間を探しているならぜひ自分たちのギルドを併合してくれないか、と懇願し(イレーヌとミレイユの美貌もまた一因ではあったが……)、イレーヌもまた「願ってもない話」と快諾。その日から「キルガント」のメンバーとして、改めて樹海探索を続けることになった。
ちなみに3人で探索していた頃のギルド名は「薔薇色騎士団」。これに関して妹は「ノーコメント」とのみ述べている。

◆人物
パッと見は優男風の美形で、日常会話でも気取った言い回しが目立つ。見目麗しい女性には積極的に声をかけるため、節操がないように思われがちだが、その実はきちんとマナー教育を受けてきた立派な紳士である。老若を問わず女性へ敬意を払うことを信条とし、その察し力・先回り力によるエスコートは完璧といって差し支えない。
本人はあくまでヘテロセクシャルであるものの、「愛」という概念については“究極の愛に、種族も年齢も性別も関係ない”というのが持論だそう。色恋沙汰については熱いロマンチストといえる。
何かにつけて「美しい」「美しくない」と言うのが口癖。それは対象の見た目の美醜に限った話ではなく、相手の志や精神性、努力・腕前などを高く評価し称賛する場合には心から「美しい」の言葉を贈る。それに対して、やり方が汚く卑怯であったり、器が小さかったり、言動があまりにも見苦しい相手には、たとえ相手が絶世の美女であったとしても容赦なく「美しくない」と言い放つ。また「美しい」はしばしば感動の言葉としても用いられる

◆作中での行動・活躍
案の定美女の頼みにはめっぽう弱く、ジェネッタの頼みを率先して引き受けた結果少々痛い目を見たり、メリーナに対して「貴女の頼みならどんなことでも!」と言ってのけたこともあった。

キルガントで仲間達の多彩な戦い方に触れたこと、特にチェイス攻撃で連携を取りやすいフローリアン、ミレイユとの出会いは彼に大きな影響を与えた。己を知り、友を知り、力を合わせて共に戦うことの喜びを学び、彼は新たな自分の可能性に気付く。そして二つ名選択の際には迷わずチェイス攻撃特化型のフェンサーとしての道を選び、ついに戦闘面でそりの合わなかった妹とも連携攻撃を編み出すことに成功した。
そうして乗りに乗った彼の勢いはもはや留まるところを知らず、現在ではキルガント随一のアタッカー・斬り込み要員となっている。初期はキザな台詞ばかりが目立っていた節があったが、今となってはそれが実力に裏打ちされた言動であることに違いはないだろう。

その察し力は友人に対しても発揮されるようで、水晶竜戦以降でのロランの異変とその原因=イレーヌへの恋心にも真っ先に気づいていた。ある夜にじっくりと腰を据えてその話を聞いてやり、無事その苦悩と涙を吐き出させることに成功した。恋だけでなく己への抑圧傾向に苦しんでいた彼に対し、男として、友人としてアドバイスと応援の言葉を送り、以降は恋路を往くその姿を静かに見守っている。

◆人間関係
ティアナ:実の妹。だいたい冷たくあしらわれている。日頃あまり口に出すことはないものの、心の中では肉親としてその身を案じ、成長を見守り続けている。実利を兼ねるだろうとみて、幸運のネックレスをプレゼントしたことも。
グレゴリオ:教育係。コーデリウスのエスコート術は本人の資質もさることながら、彼の教育の賜物のひとつでもある。また、人物としてもその哲学性には大きく影響を受けている。
イレーヌ:ギルドリーダー。「強く優しく美しい騎士の鑑」と絶賛し敬意を払っている。面と向かって「美しい」と告げて本気で照れさせたことがあり、その時の語り口はまるで口説き文句のようであったが、結局本気では取り合ってもらえなかったようだ。
マイト:二つ名修得後の特訓に付き合ってもらった仲。また、ヒポグリフ戦では彼の目にも止まらぬ怒涛の連撃に舌を巻いている。
ロラン:同じく特訓に付き合ってもらった仲。さすがと言うべきか、彼がイレーヌへ向けていた感情には真っ先に気付いている。
カザン:要因がまさか恋心の芽生えと知らずロランの様子を心配していた彼に対し、「ここは自分に任せてほしい」と申し出た。
フローリアン:謎の少女のことでちょっかいをかけた前科があるが、同時に真実に迫ろうとする彼の背を強く押してもいる。また、水晶竜戦にあたっては自分の持っていた剣「アンサラー」を貸してやった。

◆名前の由来・元ネタ等
名前含め、キャラクター造形はUTAUのシンガーキャラクター「吟音(ぎんね)コウ」にヒントを得ている。
「コーデリウス」はFF1に登場する街の名前……を筆者が間違えて記憶しており(本当は『コーネリア』)、それを男性形としたもの。
ミドルネーム「フィーア」はRPG「Ruina~廃都の物語~」に登場するアイテム「青金石のフィーア」から。姓の「ギヌメール」は「吟音」の「ギ」から始まる苗字を欧羅巴人名録より探して命名。
また、口癖の「美しい」はアニメ「戦国魔神ゴーショーグン」に登場する美形の敵幹部「レオナルド・メディチ・ブンドル」から拝借している。

最終更新:2016年09月29日 12:17
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