アルケミスト♀(眼鏡)

24歳→26歳。フルネームはイヴ・メイヤー。ヴィクターは遠縁にあたる。
ヴィクターの後任のアルケミストとしてヘイゼルユニオンに加入し、フォレスト・セル撃破に貢献した後は、もとの仕立屋稼業に戻るも樹海での刺激的な日々と冒険への変わらぬ憧れを捨てきれずに暮らしていた。そんな折、ハイ・ラガード公国にそびえる「北の世界樹」の噂を聞き、居ても立ってもいられず、自分のギルドを立ち上げて旅に出ることを決意。すぐにヘイゼルユニオンのリーダーであったアンナに声をかけ、その協力を仰ぎ、全員ではないものの構成員を集めることに成功し、新生ギルド「バンディリア」とそのギルドリーダーとして北方へ出発した。

内に激しい感情を抑圧した女性。ひとたびそれが爆発した時の勢いはすさまじく、自分の基準で許せないと感じた相手から、単に手ごわい魔物まで、それらに対してすべて「ムカつく」という極めて単純な言葉のもとに術掌をお見舞いしてきた。
好きな食べ物はパンケーキ。樹海料理ではサイ肉のとろとろシチュー、ハチミツジャーマンポテト、鬼いが栗の茶巾絞りを好む。
少女趣味の気があり、私物はプリンセスばりのドレスであったり小さなぬいぐるみであったりする。数少ない非番の際には丁寧な化粧を施し、ラガード市街地で見かけて一目惚れしたというお気に入りのフリルワンピースを着て街へ繰り出したりしている。

興味のない人間には素っ気ないが、一度心を許した仲間には厳しくも優しい。アタノールを装着した腕で容赦なくツッコむので時に恐れられる。

戦闘ではグリモアの力により盾を使い、積極的に前へ出て術掌で殴る脳筋前衛アルケミスト。特に気に入っているのは炎の術掌だといい、ギンヌンガ攻略の際には1階に跋扈する豚の魔物を見て、焼き豚にしてやると意気込んでいた。(事実、その9割方にご丁寧にも正面からぶつかりそのすべてを例外なく焼き殺した)
攻撃するとそれなりに強いが、盾を用いても体力の低さはカバーしきれていない面があり、よくピンチに陥っている。そうした打たれ弱さや、メンバー全体と比較して浅い冒険者歴でありながらリーダーを務めることへの負い目、また生来の気負いこみやすい性質ゆえに悩むことも。
しかし、何度苦境に追い込まれようともしぶとく立ち上がり続け、攻撃の手をゆるめようとしないその凄絶さが敵を圧倒し、その根性が仲間に勇気を与えていることを彼女は知らない。

ある時ハリネズミに引っかかれたことで顔に傷を負うが、その際に応急処置をしてもらったことが縁でドクトルマグスのジェロニモと急接近。晴れて男女の仲になる。なお、その傷は適切な処置と薬泉院の処方薬の甲斐あって無事完治した。

カルロ曰く「たぶん脱いだらすごいタイプ」。
ちなみに眼鏡は後天性。思春期に朝な夕な裁縫に没頭しすぎた結果らしい。

名前はプレイヤーのハンドルネームからの言葉遊び。(甘えび→エビータ→エヴァ→イヴと変遷)
Eveはlife、livingを意味する名であり、メイヤーはドイツ語で小作農、荘園管理人に由来する場合と、ヘブライ語の「光」に由来する場合の2種がある。

最終更新:2014年12月31日 16:19