マスラオ(ふさふさ)

◆目次
プロフィール
経歴
ギルド参加の経緯
人物
作中での行動・活躍
人間関係
名前の由来・元ネタ等

◆プロフィール
種族:セリアン
二つ名:紅(くれない)の牙(四天一流の武人)
ボイス:05(やんちゃ:CV代永翼氏)
20歳、男性。えんじ色の髪にオレンジがかった赤い瞳をしている。

◆経歴
武術を尊び、多数の達人を輩出してきた山間の里で生まれる。幼い頃は見た目でよく女の子に間違われ、悔しい思いをしたとか。しかしそれに相反するようにケンカっ早くやんちゃ坊主であった彼は、二刀流に憧れて里の道場へと入門。なお二刀流にこだわる理由は「立ち回りが派手でイケてるから」、一度でいいから言ってみたかった台詞は「安心しろ、峰打ちだ」だった、らしい。……が、今となってはもはや峰打ちで済ませることは皆無である。

里を下りてふもとの町で修行をするようになった際にマイトと出会う。その後間もなく“とある経緯”によって訪れてきたロランとも交流を深め、それぞれに強さを追求する「仲間」となった。それから2人とは5年ほどの付き合い。
そしてアイオリスの世界樹の噂を聞きつけたマイトにより冒険への出発を持ちかけられ、自らも腕試しとして同行を快諾。マイト、カザン、ロランの3人で現地へ向かうこととなる。

◆ギルド参加の経緯
旅の道中からアイオリス到着後もそれなりにうまく冒険者稼業をこなしていたが、魔女の黄昏亭にて仲間を探していたイレーヌ達と出会い、興味を持ったマイトの勢いに巻き込まれる形でキルガントへと加わった。

◆人物
仲間内で一番の暴れん坊。血気盛んな性格で、当初は到底かなわないFOEにも突っ込んでいこうとする無鉄砲さが目立ち、イレーヌやミレイユに諫められていた。今でこそ多少獲物を見極めるようにはなったものの、その荒っぽさは相変わらずで、たまにロランになだめられている。
そんな本人も割とツッコミ型で、キレ芸や呆れ顔がすっかり定着している節がある。
実力者相手でも印象でそれと気付かない場合(特に女性や子供)にはなめてかかってしまう傾向があるが、一度相手の心意気や腕前を目の当たりにすれば、見誤っていたことを素直に反省し、相手を認め直すことのできる柔軟性も持ち合わせる。

豊かな長髪に鋭い面立ち、細身ながらも筋肉質で引き締まった体つき、しかも新進気鋭のキルガントに属する美青年として酒場では少々噂になっているらしい。常連である魔女の黄昏亭では、彼目当てに訪れるファンや直接声をかけてくる女性もたまに存在する。しかし本人に女遊びの気はないようで、そのすべてをまさに一刀両断とばかりに無碍に断り続けている。これは別に決して硬派を貫いているのではなく、「あーいう女ってのは俺の見た目やウワサで勝手に寄ってくるだけで、俺のコトを普段からよく見て知ってるワケじゃねェだろ」という理由によるそう。そして「ついでにめんどくさい」とも。

マイトと共にロランの過去についてリアルタイムで事実関係を把握している数少ない人物だが、現在ロラン本人が明らかにしていない以上、自分達もおいそれと触れるべきではないと考え、他言していない。

◆作中での行動・活躍
崖を登った先で得たコムギを小動物へぶっきらぼうに差し出したり、他の冒険者の貴重品が下敷きになっていると聞いて軽々と大岩をどけてみせ、言葉少なにその品を突き出すなど、まれに不器用な優しさを発揮することもあった。が、その辺りをつつくと「うるせえ!」と照れ隠しに怒鳴られる羽目になる。

第五層に突入して以降のロランの異変にあたっては、マイトが奔走する裏で、コーデリウスとの不仲を疑い独自に接触。しかしその推測は外れており(むしろ仲良しなのに心外だと怒られてしまった)、話をするうちになんと「ここは自分に任せてほしい」との申し出を受ける。最初こそ憤慨したものの、その真剣さを買い、友のことを一時的にコーデリウスへ託した。結果、彼の働きによりその異変の正体が「イレーヌへの恋心」であったことが判明。思いもよらない事実にキレまくるも、その姿こそがロランを本気で心配していた証拠に他ならないと言えるだろう。

酒豪の気があり、アイオリスに来てからも故郷を思わせる清酒を好んでよく呑んでいる。ファナとは真っ昼間から酒場通りに繰り出したことがあり、これにはイレーヌもさすがに呆れていた。

◆人間関係
マイト:「戦友」。一対一が得意な彼とはパーティ的にも相性がよく、樹海での戦闘では上手く役割分担できている。
ロラン:上に同じく「戦友」。同じセリアンということで勘が働いたのか、彼が浮かない顔をしていた際には内心とても心配していた。……が、その後の顛末は上記のとおりである。
イレーヌ:ギルドリーダー。出会った頃は女性ということで多少なめていたようだが、冒険を通してその器を見せつけられたことで「とんだ肝っ玉ねーちゃんだ」と評価を改めた。
ファナ:過激で荒っぽく派手好き、という性格上の共通点が多いためか、今やすっかり彼女の飲み友達と化している。

◆名前の由来・元ネタ等
モデル及び名前の元ネタは坂井孝行作の漫画「K-1ダイナマイト」の登場人物、勝火山。琉球唐手の使い手。長髪で整った顔立ちだが、言葉遣いや性格は割と過激な少年。
二つ名はJAM Projectの楽曲「紅ノ牙」から拝借したもの。

余談ですが、筆者は中の人がきりみちゃんと同じであることに少なからず衝撃を受けております。

最終更新:2016年09月29日 16:11
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