リーパー(ポニーテール)
※本来は少年を想定して描かれたグラフィックと思われますが、筆者は年頃の女性として採用しています。

◆目次
プロフィール
経歴

ギルド参加の経緯
人物
作中での行動・活躍
人間関係
名前の由来・元ネタ等

◆プロフィール
種族:アースラン
二つ名:柘榴(ざくろ)の死神(死を振り撒く死神)
ボイス:33(真面目:CV日笠陽子氏)
17歳、女性。フルネームはティアナ・ニルサ・ド・ギヌメール。地毛が赤紫色のためわかりづらいが、よく見ると顔の左部分の髪に一部赤いメッシュを入れている(本人に曰く『鮮血の赤のつもりでした』)。瞳の色は黒。肌は髪色との対比も相まってキルガントの中でも特に色白である。

◆経歴
裕福な家庭に育つ。幼い頃は引っ込み思案な大人しい性格で、兄コーデリウスの後ろに隠れていることが多かった。現在は爽やかで人当たりのよい兄とは対照的に、近寄り難い印象を与えるクールな少女である。長年教育係を務めてきたグレゴリオとは「爺」「お嬢様」と呼び合う仲。

◆ギルド参加の経緯
元はコーデリウス、グレゴリオと3人でギルドを組み樹海探索に挑んでいたが、その頃は大鎌による複数攻撃と素早さだけで乗り切っていた節があり、同様にただ突撃していくだけの兄とうまく協力し合うことはままならかった。生まれつきの体力も決して高いとは言えなかったため、よくグレゴリオに庇われて窮地を救われていたという。
そのような日々にさすがに疲弊し、兄に飽きれて一人実家へ帰ろうかと検討し始めていた矢先、冒険者ギルドでイレーヌ達に出会う。これを好機と考えたコーデリウスが「仲間を探しているならぜひとも自分達のギルドをそちらへ併合してほしい」と懇願。交渉は無事成立し、彼女も兄らと共にキルガントの一員として加わることになり、それを機に改めて樹海へ足を踏み入れる覚悟をかためた。

◆人物
毒舌ぎみで、しばし仲間に(主に兄に対して)厳しくツッコミを入れたり説教をしている場面が見られる。
毒づく時や意見を述べる時は饒舌だが、感動したり喜んだりといった肝心なところでは言葉に詰まったり、語彙力が一時的にうまく働かなくなることがある。素直に感情を表に出すことに対して不器用なのかもしれない。基本的に誰に対しても敬語で話すあたりも、その傾向のあらわれといえる。

本来は生真面目で心の優しい少女であり、普段はつんけんしてみせる兄へもたまに気遣いや敬意の片鱗を見せている。また、自分より年少のキャロをよく気にかけたり、一方的にライバル視していたソロルのことも、なんだかんだで力を貸したり心配したりしていた。

イレーヌに対しては親交を深めるうち、「かっこいい年上の身近な女性」ということで憧れの念を抱くようになるが、のちにある一件がきっかけでついに「お姉様」と呼び始めて慕うまでになる。彼女の身を案じるあまり、倒れた(実は眠ってしまっただけの)彼女につきっきりでいようとしたり、ある場面では強い語調でその真意を問い詰めようとしたことも。なお、そんな2人のCVはなんと同じ日笠氏のものだったりする。

◆作中での行動・活躍
華奢な体で容赦なく大鎌を振り回す様はまさに美しき死神。特に死の鎌を振るう時は一瞬とても冷たい眼差しで敵を見下ろすことがあり、その様子は仲間や身内もぞっとするほどである。各種の絡め手技を使いこなす他、普通に斬るだけでもじゅうぶんに強いので、そういった意味でも恐れられている節がある。
中盤から身に着けるようになった幸運のネックレスは兄からの贈り物。最初はつい意地になって拒否しようとしたが、今の自分にとって確実にご利益をもたらすものであること(※TPとLUCにボーナス)、そして兄だからといってやたらとその厚意を無碍にしようとしていることにも気づき、疑問を抱いたことから、最終的には丁重に受け取り、愛用している。

同業者でもあるソロルについては初対面の印象が最悪だったようで、「無礼で無愛想な人」と評し、長いこと慇懃無礼に接していた(なお、この人物評については各方面から『お前が言うな』と内心でツッコまれている)。が、その的確な導きや熟練者であることは認めてはいたようで、第三階層探索にてリリと彼女の二人組に力を貸す流れになった時に、進んでそのメンバーとして名乗りを上げていた。
ソロルと直接の対話をした際にはその心情を察した上で
喝を入れるなど、彼女のことは心配も含めて強く意識していたことが判明する。最終的には彼女へティアナなりのエールを送り、アンデッドキング戦後にはクールなふたりらしい会話をもって和解の時をむかえた。

◆人間関係
コーデリウス:実の兄。いつもついキツめにあたってしまうが、身を案じてくれていることは理解しており、内心では感謝している。
グレゴリオ:教育係。ソロルに対して喧嘩腰だった頃になだめられたことも……。
イレーヌ:ギルドリーダーにしてあこがれの「お姉様」。彼女に褒められると、マジ照れするレアなティアナの表情を拝むことができる。

キャロ:リリとソロル絡みの一件では、涙する彼女を抱きしめてなででやる一場面が見られた。
ファナ:「死神」と「死霊術師」として、互いに同じく「死」を冠する存在。ある夜に眠れずにいた時、話し相手になってもらったことがある。

ソロル:初対面時から一方的にライバル視していたが、三層での対話とアンデッドキング戦を経たことで態度はだいぶ軟化。彼女の相棒のリリに「よろしく伝えてほしい」と言えるまでになった。

◆名前の由来・元ネタ等
名前含め、キャラクター造形はUTAUのシンガーキャラクター「吟音(ぎんね)テイ」にヒントを得ている。
ミドルネームの「ニルサ」はRPG「Ruina~廃都の物語~」に登場するアイテム「柘榴石のニルサ」から。姓の「ギヌメール」は「吟音」の「ギ」から始まる苗字を欧羅巴人名録より探して命名。

最終更新:2016年09月29日 19:02
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